あなたにぜひ伝えたいメッセージ
初めて美容医療に関心をもった「あなた」には、きっと何かしらの悩みやコンプレックスがあって、その関心は、悩み抜いた上での「勇気ある第一歩」だと思います。
実は、一番最初の治療は、もっとも重要な施術ということもできるくらい、肝心要のステップです。
ここで、失敗しないために重要なことは、「賢い一歩」を踏み出すことにあります。
クリニックを選ぶときに「よく目にする広告だから」とか「大きなクリニックだから」、「有名人と同じところで」と考えがちですが、今一度ご自身が何について悩んでいるのか、本当に自分に必要な情報が得られるのか、無理な押し売りを断る心の準備ができているか、をご自身でしっかりと検討してもらいたいと思います。
当院での施術は、その80%が他院で一度以上施術を受けて満足せず、修正を希望された患者様の治療となっています。
つまり、それくらい修正治療が多いということは、一度目の施術でトコトン突き詰めて作戦会議ができていなかった、もしくは医療者の技術が患者様のそれに届かなかった、といった背景があるという事実です。
こういった修正の患者様は、よく「最初の頃は知識がたりなくて、訳もわからず・・・」とか「友人が綺麗になるって言ってたから・・・」とか「特別割引が今日だけ特価で安くて・・・」といったことをおっしゃいます。
最初の手術で簡単に到達できる目標も、修正手術となると、とても道のりが困難となることも多々あります。
どうぞ、最初で最後の「初めての治療」はくれぐれも大事に温めて、後悔のない一歩にしていただきたいと心から願っています。
美容医療を勧めないこともある理由
そもそものゴールは、「綺麗になること」、「可愛くなること」ではなくて、その先に、幸せになることや、より自分らしく生きること、などゴールがあるはずです。
しかし希望する施術や処置が、そういったゴールにそぐわないことがあります。例えば、友人が受けた施術を本当にあなたにとって、必要か?それを行うことで、本当に自分自身が幸せと感じることができるのか?といった具合です。
最終ゴールを見定めて、妥当であれば施術をすることは問題ありませんが、時として施術する方向性とゴールが不一致となることがあり、その場合は、施術をお断りすることがあります。
また、見た目が原因で起こっている現象と見た目を関係づけることもしばしばあります。
例えば、彼にふられたのは、自分の目が小さいからだ・・・といった具合です。
こういった場合、きちんとその施術の妥当性と、患者様のご希望が一致するかを見定めて、施術をお断りすることもあります。不要な施術を繰り返し行うことほど、ご自身にとってダメージがあると考えています。