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眼瞼下垂術、眉下切開

三重瞼の治し方と原因について現役美容外科医が徹底解説!!

「元々二重だった瞼が、年齢のせいか三重になったり埋没しまい目が開けにくくなってしまいました。脂肪を取ってぱっちり目が軽く開けられるようにしてほしいです」


そもそもの歳を重ねる中で目が開けにくくなる理由と、ケース毎に対する適切な施術をご紹介致します。


年齢を重ねる中で、瞼が開けにくくなっていく理由と処置法

年齢と共に、とおっしゃっておられますね。

30代後半とか、40代の方でしょうか。

経年変化の中で目の上が窪んできたり、重くなってきて、「脂肪を取ったら軽くなるのでは?」ということだと思うのですが、実はそうではないケースも多いんです。

以下でいくつかの考えられる原因と処置を見ていきましょう。

「腱膜」と「瞼板」が離れていくから瞼が開けにくくなる!?

目を開けるというのは、「腱膜」と呼ばれる瞼の上のショベルカーのような部分が、「瞼板」という瞼の先端にあるワイパーのような部分を引っ張り上げている状態のことを指します。

ところが年齢と共に、ショベルカーとワイパーは徐々に離れ、一緒に動きにくくなってくるのです。

もしくはショベルカーが緩くなってくる。

するとショベルカーは頑張ってワイパーを引っ張り上げようとするんですが、余計なものも引っ張り込んでしまって、目の上の組織が落ちていってしまったり、窪んでしまったりということが起こります。

ショベルカーとワイパーを付け直すという処置

上記の、ショベルカー(腱膜)とワイパー(瞼板)が離れていってしまったケースに対して、通常は「脂肪を取る」というよりは、連動して動きづらくなったショベルカーとワイパーを再度付け直して上げるという手術を行います。

その他の考えられるケース

他にもいくつかの原因が考えられるので、以下でご紹介致しますね。

瞼が被ってくるケース

眉毛がへの字になってきたり、三角目になってきたりして徐々に三重に…というケースの方もいらっしゃるでしょう。

瞼に乗っかっている皮膚や脂肪がある程度厚い方には、眉下切開や下のルーフの切除で状況が良くなるパターンも当然あります。

しかし、よく「脂肪を取る」と言って中の眼窩脂肪を抜く手術が行われますが、それによって目の窪みと元々あった線が重なり、より三重が酷くなるというケースもあります。

それには気をつけてほしいですね。

若い人に考えられるケース

一方、若い10代・20代で目が重いという方は、眼瞼下垂が原因というよりも、眉の上のお肉が原因となっている可能性が高いと考えられます。

三重瞼の原因と治し方

まぶたの二重ラインの上にもう一段ラインが出てしまう三重瞼(さんじゅうけん)という症状があります。

この症状で、「まぶたの脂肪をとればぱっちり軽く目が開けられるようになるのではないか?」と、思う方がおられるのですが、少し誤解されているかもしれません。

診察してみないと正しい判断はできませんが、もし30代後半から40代くらいで症状が出ていて、まぶたの脂肪を取ってしまうと逆に三重瞼がひどくなってしまうことがあります。

三重瞼の原因

まぶたというのは、通常は「瞼板(けんばん)」とまぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)が挙筋腱膜という組織を介してくっついている状態なのですが、経年変化として緩んできたり、外れてきます。

なのでまぶたを持ち上げる筋肉が動きについてこれなくなると、

目の上の組織なんかも引っ張り込んでしまって窪んできたりします。

三重瞼の治し方

対処法は通常、脂肪を取るという施術ではなく、挙筋腱膜を瞼板に再固定する施術が必要となります。

いわゆる眼瞼下垂というやつで、挙筋腱膜前転法という手術が適用になります。

一方で、まぶたが被さってくるパターンへの字眉や目が三角目になっているケースは、

この場合でも三重瞼になっていることもあります。

被さっているまぶたがある程度厚く、脂肪もある場合は眉下切開+ルーフ切除の施術で、目が軽くなったり窪み目も治ります。

しかし単純に「目の脂肪を取る」というと、眼窩脂肪(がんかしぼう)を抜くという施術が多いので、その手術をやってしまうともっと三重瞼がひどくなってしまいます。

「目が重い」というのは脂肪だけで重いわけではないのですね。

10代や20代の方で「目が重い」と感じる方は眼瞼下垂より脂肪のことが多いので、眼窩脂肪を抜く施術が適応となります。

あくまでも診察をしてみないとわかりません。ぱっちり目を開くための施術は、正しい診断が必要なので、

きちんと診察を受けていただいてその上で適切な治療をしていきましょう。

安易な脂肪切除ではなく、きちんとした診断を!

ということで、ぱっちりと目を開くためにはきちんとした診察・診断が欠かせません。

「目が重いから脂肪を取ってください」と安易に言ってしまった結果、むしろ窪みが酷くなってしまう可能性もありますからね。

弊社リゾナスフェイスクリニック東京では、美容整形への専門知識と豊富な経験を持った医師が在籍しておりますので、ぜひ一度無料カウンセリングをお受けください。

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