エラボトックス Botox
エラボトックスを打ったのに噛みしめると筋肉が盛り上がる??
エラボトックスを25単位ずつ打ちました。
今朝から噛み締めるとボコッと筋肉が盛り上がる感覚があり、鏡で見ると明らかに咬筋部分が盛り上がっています。
ネットで調べると、咬筋以外に注入され、違う部分に効いてるのではないか、適切な深さに注入されてないのではないかと書いてありました。
7年前から定期的にエラボトックスを打って6回目になります。
3回目からこの症状があり、2週間程度経つと気にならなくなります。
今回がかなり咬筋の力が強いから過剰に反応することがあるとおっしゃっているのですが、もしネットに書かれているような事があれば、このまま になり続けることが怖いと思い悩んでいます。
そしてもう1つ、6回も打ってるのに4か月しか効かず、よく聞く、回数を重ねると持久力が上がるというような事は感じられません。
本当にそのような効果はあるのでしょうか?一生打ち続けないといけないのですか?その場合の害はないですか?
要するに、ボトックスを打って、打った直後効果が落ち着くまでの間にポコッと盛り上がるというのは大丈夫ですか、打ったボトックスの持続効果はどうなんですかというのと、何回も打つと長く効く期間が増えますかという質問です。
ボトックス注射の原理
ボトックスの注射って筋肉の収縮を止めるというか、神経が入ってきた時にピヤーんとアセチルコリンが出ますが、神経が入ってきた時にピヤーんの部分を止めてます。
神経が刺激をしても筋肉が動かなくなりますよというのがボトックスの注射になります。
なので、この効果が大体落ち着いてくるのに、人にもよるんですけど、大体3日からかかると1週間ぐらいまでかかってきます。
質問を頂いた方のように2週間位かかってやっと落ち着きますというのもあります。
この間、変な筋肉が痙攣をするとか、残ってる筋肉がおかしな痙攣の動きをするのはあり得る話なので、逆に咬筋に変化が出てるということは、咬筋にボトックスが効いてるのかなと思います。
ボトックス注射が効いているか判断する方法
非常に初心者の方がボトックスを打った場合に、咬筋はとても深いが、
浅い方に打ってしまった時に表情筋の方が止まってしまって咬筋に効かないとかつて聞いたことがあります。
しかし、咬筋には何の影響もでないので、この話からすると咬筋にはちゃんと効いているのかなと思います。
一方で、何回も何回も打っていたら持続効果が長くなるかというと、必ずしも正しくはなくて、あくまでも今のお話でいくと神経の刺激が入ってきてるんですね。
神経の刺激が入ってきてそれが筋肉に伝わるところをブロックしてますので、神経の刺激が入ってこなくならなければ、ボトックスが効かなくなった途端にやっぱり筋肉は使いだすということになってきます。
なので、要は筋肉を使わない生活に慣れてるかどうかってことになるんですよね。
噛み締めの癖があるとか、歯ぎしりの癖があるという方の場合はなかなか厳しいのかなと思います。
筋肉のボリュームが減るまでの期間
一方で筋肉のボリュームってとこでいきますと、実はボトックスを打った時には咬筋への作用というのは1ヵ月位かけて徐々に筋肉の量が減ってくるんですね。
これはよく話をしますがムキムキマッチョの人が筋トレをしなくなると筋肉が減りますよ、
という話をしてるんですけど、筋トレやめてもすぐには痩せないですよね。
ちょっとずつちょっとずつ減っていくんですね。
なので、繰り返し繰り返し打たれる方というのは、筋肉量がかなり減ってますので、すぐにパーンって戻るというより、徐々に徐々に戻ってきますよというところにタイムラグとして感じる部分にはなってきます。
ボトックス注射を何度も打つリスク
ボトックスは繰り返し繰り返し打つことによって、使ってるボトックスの種類によってタンパク負荷といって、色んなタンパク質が入ってることによって抗体産生といって ボトックスに対して体が攻撃を始めてしまうということがあり得るんですね。
一般的なボトックスを使用している場合には、長い期間使っていたり、もしくは一度に沢山のボトックスを使っているとその抗体発生のリスクが上がると言われています。
世の中には、そのタンパク負荷が少ない『ゼオミン』ってやつですね。
海外のボトックス注射を使用するリスク
ドイツのボトックスですけど、タンパクが入ってる量が少ないので、抗体産生が少ないよと言われているようなボトックスもありますが、
一般的に皆さんが使われているものアメリカ製のアラガン社のものだったり、
韓国からやってきてるものだったりとかありますので、そういうものは、抗体発生しやすいと理解してもらえばいいです。
長く使っていった場合にだんだん効いてる期間が短くなってきているとか、なんかそもそも1回打った時の効果が弱くなってきてる気がするみたいなのは、そういう抗体産生の可能性がありますよというふうに理解してもらえばいいかなと思います。
ずっとボトックス注射を打たずに処理する方法
一生打ち続けるのはしんどいよって場合なんですけど、
この場合は咬筋自体を物理的に委縮させるという方法で、物理的に取っちゃうとか、熱のエネルギーで筋肉を焼いちゃうとかいう方法があります。
実際韓国では施術の値段が安くなりすぎて、ボトックス打つ方が高いってことになって、
施術で咬筋を焼いてしまうという方法がむしろ安くなってるという状況になってます。
咬筋を焼くという施術のリスク
咬筋を焼くというのは一つの選択肢としてはあるかなと思います。
ただし一度焼いてしまった筋肉は元に戻らないので、ボトックスの可逆性、元に戻れるよという話と違ってきますので、注意した方がいいかなと思います。
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