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こんな「目元」に悩んでいませんか?
「全切開で理想の二重にしたかったのに、目が重く見える…」「メイクなしだと目元が不自然…」そんなお悩み、ありませんか?
実はそれ、「ハム目」かもしれません。
今回は、全切開後に起こりやすい「ハム目」の原因と、修正手術について、リゾナスフェイスクリニック東京の医師の解説をもとに詳しくご紹介します。
ハム目とは?特徴と見た目の例

「ハム目」とは、全切開の二重手術後に、まつげの生え際が見えなくなり、まぶたの皮膚が乗ってしまった状態を指します。
ボンレスハムのように目元が重たく見えることからこの名前がついています。
伏し目にしたときに、くっきりと二重ラインが残ってしまうのも特徴です。メイクで隠しやすい一方で、すっぴんでは不自然に見えるなどの悩みが多い状態です。
なぜハム目になるのか?美容外科医が語る原因

① デザインの問題
全切開のラインが高すぎたり、筋肉との連結が適切でない場合、まぶたの皮膚が折れず、乗ってしまいます。
まぶたを開ける筋肉(眼瞼挙筋)と腱膜の関係を考慮した正確なデザインが不可欠です。
術前に座った状態でしっかりとデザインを行わず、寝た状態で安易に決めてしまうと、重力の影響も加わり、仕上がりに大きな差が出るのです。
② 出血と腫れによる評価の困難さ
手術中に出血が多いと、腫れによって左右差の評価が難しくなり、バランスの取れた仕上がりに影響します。
医師の技術によって出血を抑え、術中にしっかりと目の開きを確認できる環境が必要です。
③ 手術時間の長さ
長時間の手術は組織の腫れを招き、精密な操作が困難になります。
出血を抑えつつ、短時間で正確に施術できるスキルも成功の鍵です。
ハム目にならない為に注意すべき7つのポイント
1 座ってデザインをしない美容クリニックは危険!

最初の注意点は、「座った状態でデザインをしない」美容クリニックです。
手術前のデザインは、必ず座った状態で説明付きで行うべき!
これらのポイントを無視してしまうと、満足のいく結果にならない可能性があります。
2 埋没ライン=全切開ラインと勘違いするのは危険!

「この埋没ラインが気に入ってるから、ここで切ってください!」
そんな希望を伝える患者さんは少なくありません。
でも、埋没と切開では作り方が全く違うんです。



埋没法と全切開は別物!同じラインで切るのは基本NGです。
3 埋没と全切開の違いを説明できない医師は要注意!
カウンセリングで聞いてほしい質問があります。



埋没と全切開では、どう原理が違うんですか?
これは、医師の力量を測る質問にもなります。ちゃんと答えられない医師は要注意。



カウンセリングは、自分の理解+医師の力量チェックの場でもあります!埋没法と全切開法の原理の違いを残りのチェックポイントの後に説明します。



自然さ・仕上がり・修正のしやすさも知りたいです!
残りの4つのチェックポイント


残りの4つは、以下のような内容です。
- 皮膚の余り問題に対して、どうアプローチしてくれるか
- 術中の目の開きの確認を患者本人に見せて調整してくれるかどうか
- 術中の出血管理が適切か(SNSに過激な写真を上げる医師も注意)
- 術後の経過説明が丁寧でわかりやすいかどうか
これらについては、リゾナス オアシス ビューティー コミュニティの会員限定動画で詳しくお話ししています。



気になる方は、ぜひ会員限定動画でじっくり学んでみてくださいね!


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埋没法と全切開法の原理とは?
埋没法の原理とは?―「糸」で二重を作るナチュラルな方法
埋没法は、まぶたの中に細い糸を通して、折り目を作ることで二重を再現する施術です。
皮膚を切らないため、ダウンタイムも短く、やり直しがしやすいのが特長です。



糸でふわふわに作っていく二重の方が、切り傷でちょっと硬めの感じで作る全切開法より自然さでは勝ります。
全切開法の原理とは?―「皮膚を切る」ことで構造ごと変える方法
一方の全切開法は、まぶたの皮膚を切って、脂肪や余分な皮膚を取り除いたうえで二重を固定する方法です。
全切開法をより詳しく:まぶたの構造を本質的に変えるアプローチ
全切開二重は、単に「切るから取れにくい」というだけの施術ではありません。
まぶたの内部構造を丁寧に調整することで、“自然かつ安定した二重”を作る高度な手術です。



切ったところで内部の操作をすることで、安定した自然な二重ができます。
全切開法が向いている人・向かない人
全切開法の注意点
・完成までに半年〜1年かかる
・切開による傷跡は完全には消えない(※メイクで目立たない程度)
・微調整が必要な場合もある



メイクで一日中きれいな二重が保てる人は、切開しない方が良いケースも多いです。
全切開法のメリット・デメリット


メリット
- まぶたの厚み・脂肪の量まで調整可能
- 安定した、取れにくい二重が作れる
- 眼瞼下垂やくぼみなどの治療も同時に可能
- 他院修正など難しい症例にも対応しやすい
デメリット
- 術後のダウンタイムが長い(完成まで半年〜1年)
- 傷跡が完全にゼロにはならない
- 微調整が必要な場合もある
- コストがやや高め



静止画では自然でも、動きの中での違和感は修正が必要になることも。目は動きがある“ダイナミック”な部位です。
全切開法は“構造から理想を作る”本格派の選択肢


全切開二重は、まぶたそのものの構造を見直して整える、高度な手術です。
単にぱっちりさせるだけでなく、「修正が必要」「目の開きが悪い」「厚ぼったさが気になる」といった深い悩みに応える力があります。
一方で、ダウンタイムや傷跡への理解も必要な施術です。


リゾナスフェイスクリニック東京では、初回から高い完成度を目指すだけでなく、術後の微調整やサポート体制も大切にしています。
あなたの目にとって本当に必要な施術を見極めるためにも、まずはカウンセリングで状態を診てもらうことをおすすめします。
「自然で美しく、機能的な二重」を一緒に目指しましょう。
目周り、若返りのプロ 松浦医師の全切開法のこだわり


当院では、単に“切る”のではなく、自然で機能的、かつ美しい二重形成にこだわっています。



自然な二重を作るには、単に皮膚を切るのではなく、筋肉や脂肪のバランスを“動き”まで見て整える必要があります。
埋没法と全切開法、後悔しない選び方とは?専門医が徹底比較


「埋没法と全切開法、違いは何となく分かるけど、実際どっちを選ぶべきか迷う…」
そんな方のために、両者の特徴をわかりやすく比較表で整理しました。
施術の原理やダウンタイムの違いだけでなく、仕上がりの自然さ・持続力・傷跡・眼瞼下垂への対応など、専門的な観点から違いをチェックできます。
あなたのまぶたの状態や理想の仕上がりに合わせて、ぜひ施術選びの参考にしてください。
比較項目 | 埋没法 | 全切開法 |
---|---|---|
施術の原理 | 糸でまぶたを折りたたみ二重を作る | 皮膚を切開し、脂肪や筋肉も調整して構造から作る |
自然さ | ◎ 非常に自然。ふわっとした仕上がり | ◯ 筋肉との連動を意識すれば自然にできる |
持続性 | △ 5年ほどで緩む可能性あり | ◎ 基本的に半永久的 |
ダウンタイム | 1週間〜1ヶ月でほぼ完成 | 3ヶ月〜半年、長ければ1年かかることも |
傷跡の有無 | なし(糸のみ) | あり(メイクで隠れるが診断機には映る) |
修正のしやすさ | ◎ 抜糸・再施術が簡単 | △ 修正には技術が必要/限界もある |
適応の広さ | ◎ ほとんどの人に対応可能 | ◯ 重たいまぶた・修正希望者に適応 |
眼瞼下垂の改善 | × できない(むしろ悪化することも) | ◎ 改善可能(同時手術対応) |
費用 | 比較的安価(クリニックによっては大手より安い) | 高額(構造調整を伴うため) |
施術後の柔軟性 | ◎ デザイン変更・再施術しやすい | △ 一度切開すると元に戻すのは困難 |
“ハム目”リスク | 低い(糸なので構造を壊さない) | 高め(筋肉との連動を理解せず切開すると起こる) |
はじめての二重整形、どちらを選ぶべき?医師が語る「向き・不向き」
- 軽いまぶたやナチュラル志向の方には「埋没法」がおすすめ
- まぶたが重く、はっきりしたラインを希望する方は「全切開法」が向いている
- ただし、失敗しにくくやり直しが効く点で、まずは埋没法を選ぶ人が非常に多い



切らないということは引き算をしないので、患者さん側にとって失敗のリスクが少ないです。
自然さを求めるなら「埋没法」が王道
生まれつきの二重のような“ふわっと自然な仕上がり”を求めるなら、埋没法は非常に理想的な選択肢です。
また、将来「もっとはっきりした二重にしたい」と思ったときも、やり直しが効きやすいのも埋没法の大きな魅力です。
もちろん、まぶたの状態や希望のデザインによってベストな方法は変わりますので、まずは信頼できるクリニックで医学的な視点からのカウンセリングを受けることが大切です。



カウンセリングでベストな方法を知りたい!



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全切開後のハム目は修正できる?


はい、多くのケースでは修正可能です。
ただし、そのためには内部構造の再設計が必要になることもあります。



睫毛上や眉下切開でごまかせる場合もあるが、構造の食い込みが深ければ、やはり切開で直すしかないです。
ハム目修正で行うこと
リゾナスフェイスクリニック東京では、以下のような修正アプローチを取ります。
- まぶた内部の脂肪・筋肉・皮膚のバランス調整
- 深すぎる食い込みラインの位置修正
- 自然に見える開閉の動きを再構築
- 必要に応じて眼瞼下垂の治療も併用



見た目だけでなく、“動きの中で自然かどうか”を重視しています。
修正手術には限界もある?
修正手術では改善できる部分と難しい部分があります。
リゾナスフェイスクリニック東京では、「ここまでは良くできる」「これは残る可能性がある」という術前説明を徹底しています。



患者さんも“全部は無理だろうな”と理解されていて、“どこまで良くできるか”をすごく聞かれますね。
そのため、事前カウンセリングでの症例提示や予測説明が非常に重要になります。
修正手術のタイミングは?


修正には大きく2つのタイミングがあります。
状態によって判断が分かれるため、専門医による診察が重要です。
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リゾナスフェイスクリニック東京のこだわりと対応方針


リゾナスフェイスクリニック東京では、静止画だけでなく“動きの中で自然に見える目元”を大切にしています。
目は“ダイナミック(動的)”なパーツであり、開けたり閉じたりしたときのバランスを見極めながら修正を行います。



最後まで責任を持って向き合うのが、うちのこだわりです。
ハム目を放置せず、早めのご相談を


ハム目は単に“見た目の問題”だけではなく、まぶたの構造バランスが崩れているサインです。
不自然な食い込みや動きに違和感がある場合は、早めの診察・修正相談が重要です。
リゾナスフェイスクリニック東京では、修正だけでなく「自然で美しい二重を長く保つ」ためのアプローチを提供しています。
まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。
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他院修正の症例
よくあるご質問(FAQ)


Q. ハム目は誰でもなる可能性がありますか?
A. 全切開のデザインや縫合方法、術中の処理次第で発生しますが、全員に起こるわけではありません。
Q. 修正手術のダウンタイムは?
A. 術後1週間ほど内出血が見られることがあり、2週間程度でメイクでカバー可能。最終的な完成は3〜6ヶ月が目安です。
リゾナスフェイスクリニック東京の特徴と安心ポイント


二重整形や目元の全切開手術では、患者さま一人ひとりの骨格や皮膚の厚み、筋肉の動きまでを丁寧に見極め、「なりたい理想の目」と「医学的に可能な目元」のバランスを的確に判断したオーダーメイドのデザインを行っています。
カウンセリングでは、単なる説明ではなく、患者さまの不安や疑問に真摯に向き合い、「どうすれば本当に満足できる結果を提供できるか」を常に真剣に考えながら、医師としての責任と技術を尽くします。
私たちリゾナスフェイス クリニック東京は、外見だけでなく心の豊かさにも寄り添うビューティー・ウェルネス・クリニックです。
患者様一人ひとりが「自分らしく美しく、前向きに生きられること」を大切にし、美しさと豊かさの両方が共鳴するような医療を目指しています。
- 医学的根拠に基づいた安心の治療
- 顔全体のバランスを考えた“調和”の美
- 必要のない施術はすすめない誠実な姿勢
- 流行に流されず、長期的視点の提案
- “美容の主治医”として長く寄り添う体制
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