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この記事では「クマ取り整形の失敗」について詳しくご紹介致します。
目の下のクマ取り整形では何をするのか、クマ取り手術で失敗しないためにはどうすれば良いのかを症例をお見せしながらご紹介致します。
この記事の内容
- 目の下のクマの種類と原因
- クマ取り整形の失敗症例
- クマ取り整形で失敗したら修正できる?
- クマ治療で失敗しないための注意点
尚、クマ取りについて既に理解されており、
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「クマ取り整形で失敗したくない!!」という方向けに記載していきます。
クマ取りは多くの施術方法があるので失敗しない方法を一緒に探しましょう。
目の下のクマの種類と原因
なんだか疲れて見える目元のクマ。
実は厳密な症状は多彩で個人差もあり、クマごとに治療法が異なります。
治療法選びを上手に行うことが綺麗なクマ治療の大事な第一歩です。
よく言われる以下のワードは医学用語ではなく、明確な定義があるわけではありません。
しかし、クマの治療法を選択、検討するのに役立ちますので、下記の分類を元にご説明致します。
- 黒クマと原因
- 青クマと原因
- 茶クマと原因
黒クマと原因
影グマとも言われ、主にエイジングに伴う目の下のふくらみ・突出と頬の皮下脂肪組織の萎縮、痩せによって生じるものです。
脂肪組織の痩せによるクマの悪化は患者さんが意識していないことも多いのですが、クマ治療を考えるためにはとても重要な原因分析です。
美容クリニックでの注入や脱脂などの手術でもっとも多く治療されるのがこのタイプのクマになります。
青クマと原因
青クマは文字通り、目の下が青紫調になっており、疲れて見えることを指します。
皮下の静脈の発達が強く、かつ目の下の皮膚が薄い・色調が白く透けて見えやすい方に多いのが特徴です。
そのため
青クマの特性
- 若くても存在する(お顔の特性、個性が原因の一つ)
- 体調不良・睡眠不足で悪化する(血流・血行の悪化、うっ滞でより強くなる)
などの特性もあります。
茶クマと原因
茶クマは目周りのメラニン色素沈着によるクマを指します。
原因として、
- アトピー
- アレルギー性結膜炎
- 花粉症や癖
- 過度のマッサージ
- まぶたをよく擦ってしまうことによる摩擦刺激
など、その他遺伝、紫外線などが挙げられます。
クマの種類の詳細は下記の記事でご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
「クマ」といっても種類がいくつかあるので、まずは自分がどのクマに該当するかを確かめましょう。
クマ取り整形の失敗事例
当院に限らず、世間一般にここ数年クマ治療を受けられる方がぐっと増えています。
クマ治療が近年増えている理由
- 若返りという面でクマ治療が受け入れられやすい
- ダウンタイム期間もご希望に応じて選ぶことが可能
詳しく説明すると、
治療の方向性が形を大きく変える典型的な美容整形のイメージと少し異なり、若返りという面が受け入れやすいいためという理由があります。
また、手術であっても皮膚の裏側からアプローチするものが代表的で傷跡の心配がないものが多く、ダウンタイム期間も1.2日の数日から12週間の幅でご希望に応じて選ぶことが可能です(状態によって適用できる治療)。
上記2点の理由から患者さんが治療に踏み切りやすいという側面も大きいです。
満足度も高く、1回で効果の持続が長い治療も多いため、とてもオススメの診療領域なのですが、医学である以上、合併症などのデメリット、トラブルは0ではありません。
今回はご相談の多い、よくあるクマ取り治療の失敗事例をご紹介いたします。
失敗事例は下記の7つです。
- ヒアルロン酸注射で治療由来の青グマが発生してしまう
- 脱脂をしすぎて目が窪む、凹んでしまう、奥目・ツリ目になりが小さくなってしまう
- 治療後にシワ、たるみが増えてしまう
- 青グマが未治療
- 食い込みが未治療
- 脂肪注入がしこりになってしまう
- PRPがしこりになってしまう
一つづつ詳しく解説いたします。
①ヒアルロン酸注射で治療由来の青グマが発生してしまう
数あるクマ取り治療のなかでも最もお手軽にご選択いただける施術のひとつがヒアルロン酸注入です。
内出血や腫れのリスクはあるものの、手術と比べれば格段に少なく、直後からメイクが可能で翌日などでも他人にバレにくいというのがヒアルロン酸での治療の最大のメリットです。
傷口も針穴のみ、短時間で痛みも少なく効果を得られるため、人気の治療なのですが、入れすぎは禁物です。
注入治療の中でもヒアルロン酸は特有のチンダル現象という副作用があります。
注入した目の下の箇所が青くなってしまい、医原性の青グマのようになってしまう現象のことを言いますが、これはヒアルロン酸製剤が透明な製剤であることに起因します。
特に目の下はその他の場所に比べて皮膚が薄い場所であるため、皮下に透明な部分があると光が透けて青く見えてしまうのです。
注入の技術、テクニックである程度避けることは可能です。
また脂肪注入の場合は、注入する脂肪が黄色ですので、このような現象は生じません。
②脱脂をしすぎて目が窪む、凹んでしまう、奥目・ツリ目になりが小さくなってしまう
クマのふくらみの原因である眼窩脂肪は眼球の衝撃吸収剤のような役割を果たしており、その上に眼球が浮かんでいるような解剖となっています。
脱脂という眼窩脂肪除去の術後に目が窪んでしまうことに関してはシンプルに取りすぎが原因です。
目の下にふくらみがあるからといって手術で取れるだけ取ればよいというものではないのです。
外科医の技量不足で眼窩脂肪の切除がしきれないというのは問題なのですが、そうではないというのを前提として、その次のレベルとして適切な量を摘出するというのが最も重要です。
これは注入しすぎてお顔がパンパンになってしまうケースにも言えることですが、治療には適切な足し算と引き算のデザインを医師ができていないことに起因します。
単独の治療だけではうまくいかない可能性も高いのが目のクマ治療です。
脂肪の取りすぎや注入のしすぎは患者さんたちがコントロールできるものではないので、その医師で治療を受けると決めればお任せするしかないとは思います。
しかし上手なクマ治療には、バランスのよいデザインが必要なことを是非覚えておいてください。
術後の奥目、ツリ目問題
術後の奥目、ツリ目問題はなかなか難しい問題です。
ふくらみの正体は迫り出してきている眼窩脂肪なのですが、眼窩脂肪は眼球とともに眼窩という骨の凹みの内容物です。
どうしても内容物を減らす治療になるので、残る眼球は骨の凹みのなかにより収まる、沈み込む方向の変化になります。
とはいえ、先述の窪みすぎる点でも強調したように必要最低限の減量に止めることである程度回避することが可能です。
適切なデザイン、治療選択はお顔の個性、状態はもちろん、今回の治療にかけられるコスト・費用やとれるお休み・ダウンタイムにも影響を受けますので、カウンセリングにてしっかりとご相談ください。
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③治療後にシワ、たるみが増えてしまう
治療後にシワ・たるみが増えてしまうという失敗は典型的には脱脂のみをした患者さんから多く聞かれるパターンです。
エイジングが進んできている場合には目の下のふくらみと同時に、当然皮膚の緩みも生じてきていることが多いです。
ふくらみ取りのような引き算系の治療のみを行った場合には、張っている気球の空気を抜いてしまうようなイメージで、表面の皮に余分が生じる方向の変化となります。
結果として、術後目の下の皮膚余りとしてのたるみ、しわが悪化し、ハリがなくなってしまったように感じてしまうケースがあるのです。
④青グマが未治療
通常の脱脂(切らない目の下のふくらみ・たるみ取り)、脂肪注入では青グマが不変(良くも悪くもならない)であることに起因します。
図のような目の下の縦切り解剖図をイメージしていただくと、前述のように青グマの原因は目の下のふくらみがある場所の浅い皮下の部分です。
つまり脱脂や通常の脂肪注入では触れない、介入しない部分に青グマの原因があります。
特にクマ感、疲れた印象が出てしまっている主な理由が青グマによるという場合、
この部分を治療しない場合には「ふくらみはよくなったけど、クマ感が消えていない。。。」ということになる可能性がありますので注意が必要です。
⑤食い込みが未治療
クマのふくらみの下側にあたる場所に下眼瞼溝(tear trough deformity)と呼ばれる線があります。
下眼瞼溝は骨と筋肉(眼輪筋)の付着・靭帯に沿って現れているもので、正常解剖によるものです。
エイジングで目立つこともありますが、若い方でも生まれつきこの食い込み線が強い方がいらっしゃいます。
この溝が目立つ場合には、単純な脱脂、脂肪注入では改善しないため、ハムラ法での治療が必要です。
下記のモニター様は他院で2回脱脂をしても治らなかったというクマのご相談でした。涙袋にヒアルロン酸を入れ過ぎていたこともクマ悪化の原因でした。
⑥脂肪注入がしこりになってしまう
注入した脂肪がしこりになるというのも典型的な失敗例の一つです。
原因として
- 本来注入すべきでない場所に脂肪が注入されているケース
- 雑にかたまりで脂肪が注入され、周囲となじまず一塊になってしまっているケース
があります。
上記のケースは注入する脂肪の前処理や丁寧かつきめ細かな注入技術によって回避できることがほとんどです。
⑦PRPがしこりになってしまう
ヒアルロン酸や脂肪注入と同じような足し算治療を血液での再生医療で行うというのがPRPでのクマ治療です。
リゾナスフェイスクリニック東京も行っている治療ではありますが、とてもよい治療である一方で厳密な管理、経過観察が必要な繊細な治療です。
悲しいことにずさんな管理でPRPでのクマ治療が行われることがあり、しこりやふくらみすぎが生じて当院へご相談にいらっしゃるケースがあります。
ご自身に知識があれば失敗を避けられる可能性が高くなりますので、日々の勉強が手術成功の第一歩です。
クマ取り整形で失敗しないための注意点
クマ取り整形で失敗しないための注意点は下記の通りです。
クマ取り整形で失敗しないための注意点
- 治療方法の選択に気をつける
- やりすぎに気をつける
- 医師とのカウンセリングを入念に行う
一つづつ解説いたします。
治療方法の選択に気を付ける
多くの失敗例をご紹介してきましたが、そのうちいくつかは治療法の選択を間違えなければ防げるものがあります。
クマ治療特有の問題として、治療の選択肢が多岐に渡るため、どれを選んだら良いか患者さん自身ではわかりにくすぎるという点があります。
これを解決するためには医師に相談するしかないのですが、どのドクターと相談したらよいかわからないという声をよくいただきます。
美容外科医としては、切らない治療から切る治療まで、全てを提供しているクリニック、ドクターに治療の相談をすることをオススメしています。
代表的なところで具体例を挙げると
- ハイフ
- ヒアルロン酸
- 脂肪注入
- 脱脂
- 裏ハムラ
- 切開ハムラ
などです。
SNSなどを見ていると、クマ治療が一種の流行りのようになっており、いろいろな場所でクマ治療が可能に感じますが、意外に注入しかしない、脱脂はするけど脂肪注入やハムラ法での治療は行わない施設も多くあります。
絶対ではありませんが、やはり提供できないメニューは薦めない医師、クリニックが多いと思います。
全てを行っているドクターであれば、バイアス・偏りなくあなたのお顔、クマに最適な治療を提案してくれる可能性が高いです。
②やりすぎに気をつける
最終的な仕上がりに関しては担当医、執刀医の判断に依存するものではありますが、なかには患者さんご自身が自然でない変化を求めてしまっているケースも存在します。
特に手軽にできる注入治療系に多い印象です。
例えば当院では一眼の写真を用いて、経過観察時などに術前後変化を患者さんと一緒に比較することで、客観的にご自身のお顔を評価していただくような工夫をしております。
自撮りや鏡での自分の顔を毎日見ていると、感覚がずれてしまうことはよくあります。なんらかの客観評価をする工夫をし、やりすぎには注意しましょう。
③医師とのカウンセリングを入念に行う
あなたの心配事やなりたい姿を明確に伝え、コミュニケーションを多く取ることで
- 施術の適性
- 実現可能性
- 本当になりたい姿
を確認することが可能です。
また、心の準備が、「施術で感じる痛み」に大きく影響を与えますので、ご自分がどのような治療をされるのかよく説明してもらってから手術を受けるようにしましょう。
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リゾナスフェイスクリニック東京では経験豊富な医師やスタッフがご来院からお帰りまでしっかりサポートさせて頂きますのでご安心下さい。
クマ取りの症例写真
下記はクマ取りとクマ取り後の目の凹みを修正した際の症例写真です。
クマ取り後の目の凹みを修正した際の症例写真
クマ取り症例写真①
クマ取り症例写真②
症例は分かったけどクマ取りのダウンタイムは??
という方は下記の記事でクマ取り施術のダウンタイムについて詳細を記載しておりますので、ぜひご覧ください。
リゾナスフェイスクリニック東京では他院の修正手術も多くご依頼いただいております。
まとめ:信頼している専門医に相談しましょう
手術成功への第一歩はご自身の信頼できる専門医と入念にコミュニケーションを取り、自分の理想にどのように近づけていくかを考えることです。
リゾナスフェイスクリニック東京では初回カウンセリングはもちろんのこと、手術直前にもしっかりと時間を取って、ご納得いただけるまで経験豊富な専門医がお話しさせていただきますのでご安心ください。
初回カウンセリングは無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
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