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ハイフ・糸リフト・ヒアルロン酸、それぞれの施術の切開フェイスリフトへの影響をご存じですか?
「ハイフを繰り返すと、将来フェイスリフトができなくなるのでは?」
そんな疑問や不安を抱える方も多いでしょう。
本記事では、美容外科医として実際に内部組織を見てきたリゾナスフェイスクリニック東京・山口医師が、ハイフや糸リフト、ヒアルロン酸が切開フェイスリフトに与える影響について医学的見解を交えて解説します。
どの施術が将来の美容にとって安全か、実際にお顔の中を見てきた医師だからこそ語れる真実を、ぜひご覧ください。
「ハイフで筋膜をいじめると切開フェイスリフトができない」は本当?
実際の質問と山口医師の回答

「ハイフで筋膜をいじめたら、いざ切開リフトのときに引き上げられないのでは?」
そこで、この質問に対して山口医師は「中身を実際に見たことがある人が語るべき」と前置きしたうえで、明確に答えます。
山口医師は顔全体の手術を多く手がけており、週に1~2件は切開フェイスリフトを担当。
そのため、ハイフや糸リフト、ヒアルロン酸など、さまざまな施術を受けた人の内部組織の状態を直接見てきたと語ります。
ハイフの作用は“水玉模様”のような均一な引き締め

ハイフは、皮膚内部に点状の熱ダメージを加えて、タンパク質を凝固させる施術です。
そのイメージは「水玉模様」。
小さな点が均一に並んだような構造で、全体的にバランスよく引き締めることが可能です。
さらに、山口医師は「うちでは切開フェイスリフト後にもハイフを打ってもらっている」と述べています。
ハイフが切開フェイスリフトの邪魔をするものではなく、むしろ補助的に使われていることを強調しています。
糸リフトは“ストライプ”のような瘢痕を残す

一方で、糸リフトは「ストライプ構造」。
線状に糸を挿入することで、熱ではなく物理的に組織を引き上げる方法ですが、この糸が深層と浅層を貫通するケースが多く、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
その結果、実際に中を開けてみると、顔面神経やバッカルファットに糸が絡んでいたり、瘢痕が強すぎて剥離が困難になることも。
「これは神経切らないと無理」と感じるような場面もあると話します。
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ヒアルロン酸は「完全に溶ける」はウソ?

ヒアルロン酸についても、「1年で吸収される」といった説明が一般的ですが、山口医師の見解は異なります。
「体内では被膜ができるため、3年経っても残っている」「涙袋・顎・唇・頬、どこに入れても何かしら残っている」とのこと。
そのため、この“被膜”の存在が、修正時に障害になることも多く、特に額やおでこに残っていたヒアルロン酸がボコボコになっていたこともあるようです。
では、どの施術が正解なのか?

「ハイフは怖いからやらない方がいい」「糸リフトなら簡単でいい」などの意見も見られます。
しかし、こうした短絡的な情報に惑わされず、お顔の中を実際に見て判断できる医師の意見に耳を傾けることが大切です。
このように、表面的な情報で「全部溶ける」「簡単に上がる」と言う方ほど、お顔の中を見ていない。
逆に、お顔の中を開けて手術している医師だからこそ、組織の変化や瘢痕の影響を正しく理解し、患者様にとって最も安全で効果的な方法を選ぶことができるのです。
リゾナスフェイスクリニック東京のご紹介

リゾナスフェイスクリニック東京について
私たちリゾナスフェイスクリニック東京は、外見だけでなく心の豊かさにも寄り添うビューティー・ウェルネス・クリニックです。
患者様一人ひとりが「自分らしく美しく、前向きに生きられること」を大切にし、美しさと豊かさの両方が共鳴するような医療を目指しています。
- 医学的根拠に基づいた安心の治療
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- 必要のない施術はすすめない誠実な姿勢
- 流行に流されず、長期的視点の提案
- “美容の主治医”として長く寄り添う体制
美容医療は単なる外見の変化ではなく、自信や前向きな気持ちを取り戻すためのサポート手段です。私たちは、その一歩一歩に真摯に寄り添いながら、豊かな人生への道を共に歩んでいきます。
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