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「切開フェイスリフト」は、糸や照射では物足りない方の“最後の選択肢”として注目されるエイジングケア手術です。
本記事では、年齢によるたるみの本質、照射・注入治療の限界、切開へのステップ、そして“戻す医療”の考え方まで、専門医による見解を詳しく紹介します。
【監修】 山口憲昭 院長・橋口晋一郎 医師(リゾナスフェイスクリニック東京)
【執筆】 美容医療専門ライター izu
本記事は、山口院長および橋口医師の対談をもとに、編集・構成し、医師の監修のもと公開しています。
「最近、急に老けた気がする…」 そんな違和感を覚えるのは、30代後半から40代にかけて多くの方が経験する“顔のたるみ”のサインです。
マッサージ、表情筋トレーニング、糸リフト、ハイフ(HIFU)など、さまざまなリフトアップ対策を試しても、満足できる効果が得られない…。
そこで注目されているのが、切開フェイスリフトという選択肢。
「切るのは怖い」「そこまでは…」と不安を感じる方も多いですが、実はこの治療法こそが、長年の悩みに終止符を打つ“根本的な解決策”になる可能性があります。
切開フェイスリフトは、単なる美容整形ではなく、エイジング医療の一環としての正しい理解と選択が重要です。
今回は、リゾナスフェイスクリニック東京とリゾナスビューティーコミュニティOASISのコラボ企画として、山口先生・橋口先生に、切開フェイスリフトの真実と、エイジング医療との正しい付き合い方について伺いました。
老化の本質:「いつか」ではなく「すでに始まっている」

老化のスイッチは26歳からすでにオンになっています。
気づかないうちに細胞の再生力が落ち始め、年を重ねるごとに「老けたかも?」と感じ始めます。
スキンケアやマッサージ、エステはこの段階では効果があるように思えますが、本質的な原因には手が届きません。
そこで大切になるのが「内側と外側の両方からのケア」です。
リゾナスフェイスクリニック東京では、早期から血液検査やビタミン検査による内面サポートを実施。
老化のベースとなる体内環境を見直すことで、施術の効果を最大限に引き出します。
NMNや栄養療法といった内側からのアプローチは、治療前の“下地作り”として非常に重視されています。
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ハイフ・糸リフト・表情筋トレ…効果が出ない理由と限界

「顔トレでリフトアップ」「糸リフトで若返る」などの情報は多く見られますが、医師の立場では慎重な見解が必要です。
たとえば表情筋トレーニングは、間違った方法で行うと逆に老化を進めてしまうリスクもあります。
触れば触るほどたるむという皮膚の特性を見落としてはいけません。
また、照射系治療(ハイフ・デンシティなど)は、継続すれば一定の効果は得られます。
しかし、求める変化の大きさによっては物足りなさを感じることもあるのです。
「10の変化を求めているのに5しか変わらない」。
そんなケースでは、より確実かつ持続的な効果を求めて切開フェイスリフトが検討されます。
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切開フェイスリフトが必要になるとき──“あきらめ”から“決意”へ

30代後半以降、「この2年で一気に老けた」と感じた方は、リフトアップ治療を考える節目に差し掛かっています。
最初は「切るなんて無理」と思っていた方でも、エステ → 照射系 → 注入系と経験を重ねるうちに、
「この程度の変化では満足できない」と思うようになります。
その結果、自然と「切るしかないかもしれない」という決意が生まれます。
重要なのは、誰もが最初から“切る”わけではないということ。
少しずつ段階を経て覚悟が育まれていく流れが、多くの患者様に共通しています。
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手術だけで終わらせない──回復と安心の拠点「OASIS」

切開フェイスリフトは外科的手術であり、術後のダウンタイムや心理的不安も伴います。
リゾナスフェイスクリニック東京では、施術後の不安や生活面のケアにも寄り添うコミュニティとして、「リゾナスビューティーコミュニティOASIS」があります。
また、オープンチャットでの会員同士の交流や、定期的にイベントや美容勉強会も設けられ、「一人じゃない」と感じられる環境を整えています。
切る治療だからこそ、切ったあとの安心まで考え抜く──それがリゾナスのエイジングケアです。

「肌育」という幻想──若返りではなく“戻す”医療

最近「肌育」というワードが注目されていますが、老化の本質を考えると誤解を招く表現かもしれません。
老化とは「枯れていく」プロセスであり、植物にたとえるなら成長が止まりかけた状態。
新たに育てるよりも、「戻す」ことに注目した医療が必要です。
現代医学では、完全な若返り=再生はまだ不可能です。
だからこそ、医学的根拠に基づく選択が重要になります。
「肌を育てる」というよりも、元の状態に戻すための医療と捉える方が現実的です。
医療の力で老化を止めることはできませんが、老化の角度をゆるやかにすることは可能です。
これがリゾナスの治療方針における根幹です。
「何でもできる」からこそ適切な判断ができる──リゾナスの強み

リゾナスフェイスクリニック東京では、外科・注入・照射・内科的なアプローチなどすべての手段を持ち合わせた総合的アプローチができます。
そのため、「患者様にとって今必要な選択肢」を中立的に選べることが最大の強みです。
たとえば注入専門のクリニックでは、注入しか提案できません。
でもリゾナスでは、骨格・皮膚・内面環境まで含めて診断し、必要な治療は“足し算”と“引き算”の両方で考えます。
結果として、本当の意味でのオーダーメイド医療が実現できます。
とくに注入治療においては、やりすぎ=オーバーフィルド・シンドロームのリスクがあるため、多角的な判断が重要です。
よくある質問(FAQ)

Q. 切開フェイスリフトは何歳から検討すべきですか?
A. 多くの方が35歳以降に老化の変化を実感しはじめ、来院されます。
「ここ1〜2年で老けた気がする」と感じたときが、検討のタイミングです。
Q. 表情筋トレーニングはたるみに効果がありますか?
A. 医学的には効果がないという見解が主流です。
むしろ皮膚を引っ張ってしまい、たるみを助長する可能性があります。
Q. 早めにカウンセリングを受ける意味はありますか?
A. はい。老化は外から見えないところから始まっています。
適切な生活習慣や予防的アドバイスを早期に受けることで、老化のスピードを緩やかにすることが可能です。
Q. 肌に触れるケアは良いですか?
A. 強いマッサージやこすりすぎは逆効果です。
皮膚が伸びたり、弛みの原因になることもあります。
自己流ケアは避け、専門家の指導を受けることをおすすめします。
まずはリゾナスフェイスクリニック東京の無料カウンセリングへ

「今の自分に必要なケアを知りたい」
「切開はまだ怖いけれど、まずは話を聞きたい」
そう思ったときが第一歩です。
専門医があなたの状態を丁寧に診て、最適なアプローチを一緒に考えます。
カウンセリングだけでも大歓迎ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
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