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エランセ注入の危険性とは?溶けない・残るリスクを徹底解説

エランセ 溶けるはずが溶けない

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

この記事のポイント
「エランセ」や「溶ける糸」は安全だと思っていませんか?
実際の手術で溶けずに残った糸や、硬く変化したエランセが見つかることがあります。
本記事では、注入剤による体内反応や異物化のリスクを専門医が解説。
さらに、Rリフトという安全な若返り治療も紹介します。

【監修】 山口憲昭 院長(リゾナスフェイスクリニック東京)
【執筆】 美容医療専門ライター izu
本記事は、YouTube動画内容をもとに正確性を保持し、医師監修のもとで編集・構成しています。

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「溶ける」と言われたのに溶けなかった――エランセと糸リフトの真実

エランセ 溶けない 真実

美容医療の現場では、「溶ける糸」や「自然に吸収される注入剤」という言葉をよく耳にします。

しかし実際には、思っていたように“溶けない”“体に残る”ケースが存在します。

今回は、フェイスリフト手術中に見つかった驚きの実例を通じて、「エランセ」や「溶ける糸」の真実をわかりやすく解説します。

目次

溶ける糸が“溶けなかった”という現実

溶ける糸が“溶けなかった”という現実

ある患者様の手術中に見つかったのは、かつて「溶けるはず」と説明されていた糸でした。

しかし、実際にはその糸が体内に残り、組織の中に硬く絡みついていました。

つまり、取り除いた糸はまるでゴミ袋の中に残っていたように本来分解されるはずの素材がそのまま残っていのです。

このように、「溶ける糸が溶けていなかった」という最初の発見がありました。

🌟詳しくはこちらの記事をご覧ください

もうひとつの問題──「エランセ」注入後に起きた異変

エランセ 起きた異変

さらに、同じ患者様の顔の中で、もうひとつの問題が見つかりました。

それがエランセという注入剤による反応です。

エランセはかつて「ヒアルロン酸より長持ちする」「自然に吸収される」として人気を集めた製剤でした。

特におでこを丸く整える目的で多く使用されていました。

しかし、実際にフェイスリフトで組織をめくると、異常に硬い組織が見つかりました。

これは、エランセが体内で異物反応を起こし、不良肉芽(ふりょうにくげ)が形成されていた状態だったのです。

体はそれを排除しようと酵素を出し続けます。

そのため、結果として周囲の脂肪を溶かしながら、瘢痕形成をしていったのです。

患者さんが信じていた「溶ける」は本当か?

エランセ 溶けない

手術後、医師が患者様に「ここに硬いものがありましたが、何か注入されましたか?」と尋ねました。

すると患者様は「あ、エランセを入れました」と答えました。

つまりご本人も溶けるもの”として信じていたのです。

しかし現実には、溶けずに残り、組織に影響を及ぼしていました

メーカーは「安全」「自然に吸収される」と説明します。

もちろん企業は製品を販売する立場です。

そして、多くの医師はメーカーから提供されたデータを基に判断するしかありません。

実際に糸やヒアルロン酸を主に行っている医師は顔の中の組織を直接見る機会がないため、真の状態を知らないまま施術を行ってしまうこともあるのです。

人工の物を体の中に入れるというのは、生体反応があるのでわからないこともあるという事です。

なぜリスクを知っていても使い続けられるのか?

エランセ リスク 

では、なぜ問題が起きているにもかかわらず、こうした糸や注入剤が使われ続けるのでしょうか?

その理由は非常にシンプルです。
“お金になるから”です。

糸リフトや注入治療は短時間で行えます

そのため、クリニックにとって利益効率が高い施術です。

一方で、フェイスリフトのような外科手術は時間も手間もかかり、準備も大変です。

さらに、業者にとっても糸や注入剤を売ることで継続的な利益が得られます。

結果として、「本当に患者さんのためになるかどうか」よりも「経済的な事情」が優先されてしまうことがあるのです。

医師としては、このような状況に強い危機感を覚えます。

まず、自分の大切な人には、絶対にこうしたリスクのある施術は受けてほしくありません。

そのため、リゾナスフェイスクリニック東京ではRリフトというアプローチを行っています。

リゾナスフェイスクリニック東京の方針とRリフト

山口医師は、動画の中で次のように語っています。

「リゾナスのRリフトというのは、こちらには一切糸入れないような手術をしてます。」

つまり、起こりうるリスクを避け、より安全な方法を選んでいるということです。

動画の中では、糸や注入で起こる問題を避けるための考え方として、このRリフトの方針が語られています。

将来的に後悔したくない」という方に適しています。

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まとめ:美容医療で“溶ける”という言葉に惑わされないで

エランセ 美容医療で“溶ける”という言葉に惑わされないで

「溶ける」「吸収される」「自然に戻る」という言葉は、安心感を与えます。

しかし一方で、誤解を招くこともあります。

実際に、溶けるはずの糸が残る・溶けてはいけない脂肪が溶けるなど、想定外の反応が起きるケースも存在します。

そのため、美容医療を受ける際は、施術内容を理解し、リスクまでしっかり説明してくれる医師を選ぶことが大切です。

そして、長期的な視点で信頼できるクリニックを選びましょう。

お顔に何かする場合には、本当に注意してくださいね

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エランセ|よくある質問(FAQ)

Q1. エランセは本当に溶けないのですか?

エランセは「時間とともに吸収される」と説明されてきました。
しかし、実際には完全には溶けずに残るケースもあります。
異物反応を起こし、不良肉芽が形成されることがあります。
そのため、使用前に十分な説明を受け、リスクを理解した上で判断することが重要です。

Q2. 溶ける糸リフトも危険なのですか?

「溶ける糸」も安心とは限りません。
溶け残り、被膜が形成されることがあります。
特に繰り返し施術を行うと、フェイスリフトなどの外科手術時に問題を引き起こすこともあります。
そのため、短期的な効果よりも将来的なリスクを考慮することが大切です。

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Q3. カウンセリングだけでも大丈夫ですか?

もちろん可能です。
カウンセリングでは、お悩みやご希望を丁寧に伺います
「何が自分に合うのかわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

Q4. 他院で注入したエランセや糸が残っていても施術できますか?

ケースによります。
まずはカウンセリングにて診断を行います
自己判断せず、医師の診察を受けてから施術計画を立てましょう。

リゾナスフェイスクリニック東京について

リゾナスフェイスクリニック東京 名医

リゾナスフェイスクリニック東京は、外見だけでなく心の豊かさにも寄り添うビューティー・ウェルネス・クリニックです。
患者様一人ひとりが「自分らしく美しく、前向きに生きられること」を大切にしています。
また、美しさと豊かさの両方が共鳴するような医療を目指しています。

  • 医学的根拠に基づいた安心の治療
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それは、自信や前向きな気持ちを取り戻すためのサポート手段です。
私たちは、その一歩一歩に真摯に寄り添いながら、豊かな人生への道を共に歩んでいきます。

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施術のメリット・リスクを正しく理解し、自分に合った方法を見つけましょう。

そのために、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

リゾナスフェイスクリニック東京では、医師が丁寧にカウンセリングを行います。

そして、最適な治療プランをご提案いたします。

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この記事を書いた人

こんにちは!
この記事は、リゾナスフェイスクリニック東京の医師による動画をもとに、監修のうえで構成・公開しています。

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