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鼻修正手術が難しい理由は、前回手術で解剖学的構造が変化しており、開けてみないとわからないことにある。修正時の感染リスクは初回の約5倍。鼻は鼻中隔(柱)と大鼻翼軟骨(屋根)の2構造からなり、材料不足の場合は肋軟骨や耳軟骨からの採取を工夫する必要があることも。ダウンタイムは約2週間でギブスは1週間装着。術後3ヶ月は鼻を強く触らないことが重要。修正は初回より条件が悪く、できるだけ少ない回数で理想を目指すことが大切。
【監修】 橋口晋一郎 医師(リゾナスフェイスクリニック東京)
【執筆】 美容医療専門ライター izu
本記事は、YouTube動画の内容をもとに内容の正確性を保ちつつ編集・構成し、医師の監修のもと公開しています。
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鼻の修正手術が特に難しい理由

リゾナスフェイスクリニック東京は、顔専門の美容クリニックです。
目・鼻・骨・フェイスリフトなど、顔に関する治療を幅広く行っています。
なかでも、他院で手術後の患者さんの修正手術を多く担当しています。
修正手術は、初回の手術より難易度が大きく上がります。
その理由は、外から見るだけでは中の状態がわからないからです。
開けてみないとわからない、構造の問題

修正手術では、前回の手術によって解剖学的構造がすでに変わっています。
どのように変わったのかは、外からでは正確に把握できません。
そのため、実際に開けてみて初めてわかることが多くあります。
橋口医師によると、開けた段階で「これは対応できません」では困ります。
患者さんにとっても、その状態では満足いただけません。
つまり、どんな状態でも作り直せる技術とセンスが必要になるのです。
修正時は感染リスクが約5倍に

特に難しいのが、鼻の修正手術です。
鼻の修正では、感染率が初回の約5倍になるというデータがあります。
そのため、丁寧に丁寧に手術を進めることが求められます。
少しでも雑になると、合併症のリスクが一気に上がってしまいます。
だからこそ、鼻の修正を適切に行えるクリニックには、高度な技術が必要とされます。
鼻の基本構造と修正の考え方
柱と屋根で成り立つ構造

鼻は大きく2つの構造で成り立っています。
1つ目は鼻中隔(びちゅうかく)です。
これは鼻の「柱」にあたる部分です。
2つ目は大鼻翼軟骨(だいびよくなんこつ)です。
鼻先にあたる「屋根」の部分です。
アジア人はこの2つが弱い傾向にあります。
鼻中隔は弱くて短く、大翼軟骨は薄くてやわらかいのです。
そのため、立体的で美しい鼻を作るには、柱を補強して屋根の形を整えることが大切になります。
修正手術では、この構造を壊しすぎないように扱いながら、患者さんが満足していない部分を改善していきます。
また、前の術式によって柱をそのまま使える場合もあれば、開けてみて想定外の状態になっているケースもあります。
修正に使う材料:肋軟骨と耳軟骨
修正手術で課題になりやすいのが、材料の確保です。
開けてみて「材料が足りない」というケースも起こり得ます。
そのため、多くの場合は肋軟骨(ろくなんこつ)を採取して材料として使います。
ただし、これはケースバイケースです。
状態によっては、耳の軟骨だけで対応できる場合もあります。
具体的にどの材料を使うかは、診察と患者さんのご希望によって決まります。
修正手術の難しさと医学的な限界

内部が想定外の状態になっているケースも
前回手術を担当した先生が腕の立つ先生であることも、もちろんあります。
しかし、場合によっては中の構造がかなり崩れているケースもあります。
元の軟骨が切り刻まれていたり、すでに溶けてなくなっていたりすることもあります。
そういった状況でも「溶けてなくなっていました。どうにもなりません」では終われません。
事前にシミュレーションした鼻を、しっかり作り上げてこなければならないのです。
つまり、想定外の状態にも対応できる技術が求められます。
希望と医学的な到達点のすり合わせ

鼻の手術は、正面・斜め・横・下からと気になる角度が多くあります。
そのため、ご希望を100%叶えることが医学的に難しいケースもあります。
したがって、手術前に希望と医学的に叶えられる到達点をしっかりすり合わせることが大切です。
特に修正の場合は、皮膚・軟骨・粘膜がすべてダメージを受けた状態です。
手術は体へのダメージであり、時間が経ってもリセットされるわけではありません。
そのため、条件が難しい状態からさらに改善を目指していく必要があります。
橋口医師はできるだけ正確な情報をお伝えするよう努めていますが、最終的には開けてみないとわからない部分があります。
そのため、細かいミリ単位の要求が強い方には、正直お勧めしないケースもあります。
鼻整形・鼻修正手術には、以下のようなリスクや副作用が生じる可能性があります。
・腫れ・内出血・痛み(術後一定期間続く場合があります)
・感染・縫合部の炎症
・感覚の変化・しびれ(一時的または長期的に生じる場合があります)
・傷跡・ケロイド
・左右差・仕上がりの個人差
・全身麻酔を伴う場合は、麻酔に関連したリスク
・再手術が必要となる場合があること
詳細はカウンセリング時に医師よりご説明いたします。
ダウンタイムと術後ケアについて

外出できるまでの目安は約2週間
鼻の手術後、外に出て顔を見せられるようになるまでの目安は約2週間です。
術後1週間は、ギブスを装着します。
鼻筋の手術まで行った場合は、眉間のあたりまでギブスが及びます。
そのため、マスクではギリギリ隠れないこともあります。
1週間後の診察で、抜糸と、ギブスとテープを外します。
その時点では多少の腫れが残るものの、大きな違和感には見えないことが多いです。
また、リゾナスフェイスクリニック東京では、顔全体のバランスを調整しながら鼻の高さを作っています。
そのため、「鼻が高すぎておかしい」というバランスにならないよう配慮しています。※個人差があります。
さらに、気になる高さは大体1ヶ月ほどで落ち着いてきます。
お仕事をされている方の場合、早くて術後2週間から復帰できる目安とされています。
マスクをすれば、ほぼわからない状態になります。
鼻骨骨切りを行った場合
鼻骨骨切り(びこつこつきり)を行った場合は、少し異なります。
この処置では、目の周りに多少腫れが生じることがあります。
また、内出血が出るケースもあります。
いずれも、約2週間は残る可能性があります。
術後に守ってほしいこと

日本人の鼻手術では、鼻中隔延長(びちゅうかくえんちょう)を行うことが多いです。
柱をしっかり立てる手術です。
この柱が安定するまでは、鼻を強く押したりすると曲がる可能性があります。
そのため、術後3ヶ月間は鼻を強く触らないことが大切です。
一方で、くしゃみは生理現象のため、神経質になりすぎなくて大丈夫です。
ただし、できるだけ大きく鼻をかむことは避けた方がよいです。
避けられないことについては、無理に我慢しなくて構いません。
手術前に確認しておきたいポイント

鼻炎がある方への対応
もともと鼻炎がある方は注意が必要です。
鼻先を高くする施術によって、鼻の通りが変化することがあります。
ただし、当院では通気に問題が生じそうな方に対して対策を行っています。
中の曲がりを修正したり、邪魔している組織を外側に折ったりして、鼻の通気を確保する工夫をしています。
鼻炎がある方は、カウンセリング時にあらかじめお伝えいただくと安心です。
手術時期の選び方
花粉症がある方は、手術の時期に注意が必要です。
花粉症のシーズン中に手術をご希望の場合は、少し時期を待っていただくことをお勧めすることがあります。
修正コースとはどういう内容か
鼻修正の場合、手術前に行う施術内容を確約することができません。
開けてみないとわからないからです。
そのため、ゴールを設定した上で、必要な施術を全部行う「修正コース」という形をとっています。
ただし、明らかに小さな修正で済みそうな場合は、単一施術でのお見積もりになることもあります。
修正コースには修正費用が含まれるため、初回手術より費用は上がります。
鼻手術を受けるメリットと回数について

難しさばかりお伝えしましたが、鼻の手術には大きなメリットがあります。
まず、顔が分かりやすく華やかになります。
また、立体感が出て、顔の印象を大きく変えられます。
橋口医師は、鼻手術が特に好きな施術の一つだと話しています。
顔に抜け感を出すという点では、鼻の手術はとても効果的とのことです。
さらに、加齢によって鼻が下がったり広がったりしてきた場合にも、鼻手術は有効な選択肢になります。
若い頃に戻すわけではありませんが、やぼったい印象を洗練された印象に整えることを目指せます。個人差があります。
年齢に関わらず積極的に鼻のご提案をしています。
一方で、鼻手術の回数はできるだけ少なくすることが重要です。
回数を重ねるごとに感染リスクが高まります。
また、できることも少なくなっていきます。
ダメージも蓄積され、皮膚の伸びが悪くなり、叶えられるゴールが下がっていくからです。
そのため、少ない回数で理想の鼻に近づけるよう、技術と対話力を持った医師を選ぶことがとても大切です。
鼻修正|よくある質問

Q1. 鼻の修正手術はなぜ初回より難しいのですか?
前回の手術で解剖学的構造がすでに変わっており、外から正確に状態を把握できないためです。また、修正時は感染リスクが初回の約5倍になるとされており、丁寧な手術が求められます。さらに、皮膚・軟骨・粘膜がすでにダメージを受けた状態で行うため、条件が難しくなります。
Q2. 修正手術で使う軟骨材料はどこから採りますか?
多くの場合は肋軟骨(ろくなんこつ)を採取して使用します。ただし、状態によっては耳の軟骨だけで対応できるケースもあります。どちらを使うかは、診察と患者さんのご希望によって決まります。
Q3. 鼻手術後のダウンタイムはどれくらいですか?
外に出て顔を見せられる目安は約2週間です。術後1週間はギブスを装着します。仕事への復帰は早くて2週間が目安で、マスクをすればほぼわからない状態になります。鼻骨骨切りを行った場合は、目の周りの腫れや内出血が2週間ほど残る場合があります。
Q4. 術後に鼻を触ってはいけない期間はどのくらいですか?
術後3ヶ月間は鼻を強く触らないようにしてください。日本人の鼻手術では鼻中隔延長を行うことが多く、柱が安定するまでは強く押すと曲がる可能性があります。3ヶ月を過ぎてからは、様子を見ながら触っていただいて構いません。
Q5. 鼻修正コースのメニューとはどういった内容ですか?
修正手術は開けてみないとわからないことが多いため、事前に行う施術内容を確約できません。そのため、ゴールを設定し、そこに向けて必要な施術をすべて行う「修正コース」をご用意しています。初回手術と比べて費用に修正費が含まれる形となります。明らかに小さな修正で済む場合は、単一施術でのお見積もりになることもあります。
リゾナスフェイスクリニック東京について

リゾナスフェイスクリニック東京は、外見だけでなく心の豊かさにも寄り添うビューティー・ウェルネス・クリニックです。
患者様一人ひとりが「自分らしく美しく、前向きに生きられること」を大切にしています。
また、美しさと豊かさの両方が共鳴するような医療を目指しています。
- 医学的根拠に基づいた安心の治療
- 顔全体のバランスを考えた”調和”の美容
- 必要のない施術はすすめない誠実な姿勢
- 流行に流されず、長期的視点の提案
- “美容の主治医”として長く寄り添う体制
美容医療は単なる外見の変化ではありません。
それは、自信や前向きな気持ちを取り戻すためのサポート手段です。
私たちは、その一歩一歩に真摯に寄り添いながら、豊かな人生への道を共に歩んでいきます。
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