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ヒアルロン酸 打ちすぎると顔パンパンに?回数別リスクと注意点

ヒアルロン酸 打ち続けると

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

この記事のポイント
ヒアルロン酸は人気の若返り治療ですが、繰り返し注入すると顔パンパン(オーバーフィルド)石灰化などのリスクが生じることがあります。本記事では「ヒアルロン酸を打ちすぎるとどうなるのか?」をテーマに、回数別の注意点安全に治療を受けるためのポイントを専門的に解説します。

【監修】 山口憲昭 院長(リゾナスフェイスクリニック東京)
【執筆】 美容医療専門ライター izu
本記事は、医師による実際の解説動画の内容を基に構成し、事実に基づいた正確性を保ったうえで公開しています。

「ヒアルロン酸を打ちすぎると顔パンパンになるのでは?」と不安に感じている方は少なくありません。短期間で手軽に若返りや小顔効果を実感できる一方で、繰り返しの注入には石灰化や腫れなどのリスクも存在します。

実際、ヒアルロン酸は「溶けるから安心」と言われて広まりましたが、何度も重ねて注入すると、被膜が残ったり不要な蓄積によって「オーバーフィルド(顔パンパン現象)」が起きるケースもあります。さらにまれではありますが、遅発性のアレルギーや石灰化が起きることも知られています。

本記事では、ヒアルロン酸を打ちすぎた場合に起こり得るリスクや注意点を、専門的な視点からわかりやすく整理しました。これから治療を検討している方や、すでに複数回注入を受けている方が「安心して施術を選ぶためのヒント」になる内容です。

目次

ヒアルロン酸は本当に安全?歴史と広まりの背景

ヒアルロン酸 安全?

ヒアルロン酸は、ここ30年ほどで世界的に広まった注入材です。

特に大手メーカーが積極的に市場に展開し、「安全で溶ける注入材」というイメージが定着しました。

しかしその歴史はまだ浅く、長期的なデータは十分とはいえません。

これまでの経験から、遅発性アレルギー被膜形成、まれに石灰化などの事例も報告されています。とはいえ、頻度は極めて低く、基本的には安全性の高い治療の一つであることは間違いありません。

石灰化は起こるのか?そのリスクと特徴

ヒアルロン酸 石灰化 リスク

実際に患者様から「ヒアルロン酸の周りに石灰化が起きることはあるのか?」という質問をいただきました。

答えは「可能性はあるが非常にまれ」というものです。一度石灰化が起こってしまった場合、ヒアルロン酸を溶かす薬剤(ヒアルロニダーゼ)で分解することは可能ですが、石灰化そのものは溶かせません

また、通常の生活で小さな石灰化を自覚することは難しく、CT検査でしか確認できません。ただし、CT検査には放射線被曝のリスクもあるため、定期的にチェックすることは推奨されていません。

ヒアルロン酸を繰り返すときの注意点

ヒアルロン酸 繰り返す 注意点

ヒアルロン酸注入を1回や2回行った程度では大きな問題になることはほとんどありません。しかし、繰り返し3回以上注入する場合は、一度ヒアルロン酸を溶かしてから再注入することが推奨されます。

これは、被膜や不要な残存物が蓄積し、いわゆる「オーバーフィルド(顔パンパン現象)」を避けるためです。顔全体が不自然に膨らんでしまうことを防ぐ工夫のひとつといえます。

石灰化が引き起こす可能性のある問題

ヒアルロン酸の石灰化自体は見た目に大きく影響することは少ないと考えられます。しかし、もし細菌感染が重なった場合、急に腫れたり炎症を起こす可能性があります。繰り返し注入を続ける方は、この点を理解しておくことが重要です。

他の注入治療(脂肪注入、PRP等)にも共通するリスク

ヒアルロン酸 リスク 

石灰化被膜形成はヒアルロン酸に限られたものではありません。脂肪注入やPRPやFGFといった他の治療でも起こり得ます

例えば脂肪注入の場合、大きな脂肪塊がシスト化して石灰化することもあります。胸の脂肪注入を受けた方のMRIやCTで「石のような影」が見られることもあるほどです。

このように、美容医療全般において「安全な治療は存在しない」という認識を持ち、メリットデメリット正しく理解することが大切です。

治療を受ける前に確認しておくべきこと

ヒアルロン酸 治療を受ける前に確認しておくべきこと
  • リスク副作用について十分に説明を受ける
  • 繰り返し施術を受ける際は適切な間隔処置を守る
  • メリットだけでなくデメリットも理解した上で選択する
  • 信頼できる医師長期的な視点で相談する

ヒアルロン酸 よくある質問(FAQ)

ヒアルロン酸 打ちすぎると よくある質問

Q1. ヒアルロン酸の周りに石灰化が起こることはありますか?

A1. 可能性はありますが非常にまれです。石灰化が一度起きると溶かすことはできません。ただし、ヒアルロン酸そのものはヒアルロニダーゼで溶解可能です。

Q2. 石灰化が起きてしまった場合、見た目に影響はありますか?

A2. 鼻プロテーゼの石灰化のように皮膚が薄い部分では凹凸が目立つことがありますが、ヒアルロン酸の小さな石灰化では見た目に大きな影響はほとんどありません。ただし感染が起きた場合には腫れるリスクがあります。

Q3. 石灰化はどうやって確認できますか?

A3. 通常の生活では気づくことはできず、CTなどの画像検査でのみ確認が可能です。ただしCTは放射線を使用するため、定期的な検査は推奨されていません。

Q4. ヒアルロン酸を繰り返し注入するとリスクは高まりますか?

A4. 1回や2回では問題になることはほとんどありませんが、3回以上繰り返す場合には、一度溶かしてから再注入することが推奨されます。これは被膜や残存物の蓄積による「オーバーフィルド(顔パンパン現象)」を避けるためです。

Q5. ヒアルロン酸以外の治療でも石灰化は起こりますか?

A5. はい。脂肪注入やPRPなどでも石灰化が起こることがあります。例えば、胸の脂肪注入では大きな脂肪塊がシスト化(オイル玉)し、その周囲が石灰化することが報告されています。

リゾナスフェイスクリニック東京について

リゾナスフェイスクリニック東京 院内写真

私たちリゾナスフェイスクリニック東京は、外見だけでなく心の豊かさにも寄り添うビューティー・ウェルネス・クリニックです。

患者様一人ひとりが「自分らしく美しく、前向きに生きられること」を大切にし、美しさと豊かさの両方が共鳴するような医療を目指しています。

リゾナスフェイスクリニック東京 名医

当院では、以下の5つの方針を大切にしています

  • 医学的根拠に基づいた安心の治療
  • 顔全体のバランスを考えた“調和”の美容
  • 必要のない施術はすすめない誠実な姿勢
  • 流行に流されず、長期的視点の提案
  • “美容の主治医”として長く寄り添う体制

美容医療は単なる外見の変化ではなく、自信や前向きな気持ちを取り戻すためのサポート手段。
私たちは、その一歩一歩に真摯に寄り添いながら、豊かな人生への道を共に歩んでいきます。

まとめとご予約のご案内

リゾナスフェイスクリニック東京 松浦副院長

ヒアルロン酸注入は、多くの方に選ばれている人気の治療ですが、リスクがゼロではないことも理解しておく必要があります。正しい知識を持つことで、安心して治療に臨むことができます。

当院では、患者様の不安や疑問に丁寧にお答えし、リスクを踏まえた最適なプランをご提案いたします。ぜひお気軽にカウンセリングにお越しください。

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この記事を書いた人

こんにちは!
この記事は、リゾナスフェイスクリニック東京の医師による動画をもとに、監修のうえで構成・公開しています。

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