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この記事では「頬が張っていて目が小さいことに悩んでいる」という方について詳しくご紹介致します。
「目を大きく見せて、自分の理想の顔に近づきたい!!」
「頬の張り出しがなければもっと可愛く見えるのに…」というお悩みに対して、
今回は
「頬の張り出しを構造から考えて、何をすれば最も自分の理想としている顔に近づけるのか」を現役の美容整形外科が徹底解説致します。
この記事の内容
- 頬が張っていると目が小さく見えるのはなぜ?
- 頬の構造
- 頬の張り出しを目立たなくさせる方法
- 頬骨骨切りがオススメな人
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頬が出てると目が小さく見えるのはなぜ?
目の大きさは、「そもそもの眼球の大きさや出目か奥目か」などに大きく影響されます。
目の大きさ自体を変えていく方法としては、簡単なものでいえば
- メイクで大きく見せる
- 睫毛エクステ
- 睫毛パーマ
などがあげられます。涙袋にヒアルロン酸を注入したりするのもパーツ全体の印象を大きくするので効果的です。
手術で大きくする場合は、
- 埋没法
- 眼瞼下垂手術
- 目尻切開
- 目頭切開
- グラマラスライン形成
など、二重にしたり瞳が見える面積を広げていく手術になりますが、やりすぎると赤い粘膜が見えたりカーブが不自然となり違和感のあるお顔になってしまいます。
そこで考えないといけないのは、目が小さく見えるのは本当に目だけのせいか?ということです。
突然ですが、錯視という言葉はご存知ですか?代表的なもので言えばエビングハウス錯視というものがあります。
Wikipedia:エビングハウス錯視より引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E9%8C%AF%E8%A6%96
「測ってみると同じ大きさのものが、まわりの環境が変わると全然違う大きさに見えたりする」というものです。
話をもとに戻すと、頬骨(頬骨を含む輪郭)と目(目を含むお顔のパーツ)はエビングハウス錯視と同じ関係にあり、輪郭が大きければ大きいほどパーツは小さく見えてしまいます。
さらにパーツの配置も重要で、いわゆる求心顔というお顔のパーツが全体的に真ん中によって配置されたお顔の場合は、輪郭はより大きく、それによってパーツはより小さく感じる可能性があります。
お顔全体を見て何が問題かを考えないといけない、ということですね。
一般的な頬の構造
頬は深い方から順番に頬骨・顔面表情筋・脂肪(メーラーファットパッド)・皮膚で構成されています。
頬の張り出しを気にされている場合は、ご自身の張り出し感の原因を正しく評価しなければなりません。
ちなみに頬骨は頬骨体部と頬骨弓部に分かれますが、どの部分が頬の張り出し感の原因になっているかを正確に把握する必要があり、骨切りなどをご検討される場合は術前のCT検査は必須となります。
頬骨周辺の構造
原因をはっきりさせることが手術成功に近づく要因の一つです。
頬が出っ張っていると感じる原因とその対策
頬が出っ張っていると感じる原因とその治療法は以下の通りです。
頬が出っ張っていると感じる原因とその治療法
- 頬の脂肪が多い→脂肪吸引
- 笑う時の盛り上がりが強い→ボトックス
- こめかみや頬下がコケている→ヒアルロン酸・脂肪注入
- 頬骨の張り出しが強い→骨切り手術など
一つづつ解説致します。
①頬の脂肪が多い
頬部分の脂肪は他の部分に比べて厚く、メーラーファットパッド(ほうれい線の上にある頬の脂肪)という名前がついています。
メーラーファットパッドは適量であれば若々しい印象を与えますが、多すぎると盛り上がってアンパンマンのような印象を与えてしまいます。
メーラーファットパッドが多い方におすすめの施術はメーラーファットパッドの脂肪吸引です。
脂肪吸引は脂肪細胞の数自体を減らしてきますので効果は半永久的で、モリッとした印象を減らしてくれますのでとても効果的な治療ということができます。
注意点としては、ボコつきリスクや、頬の高まりが減って老けた印象になるリスクがありますのでやりすぎは厳禁です。
②笑う時の盛り上がりが強い
真顔の時にはそうでもないけれども、笑うとアンパンマンになるという方の場合は、頬を引き上げるお顔の筋肉の力が強い場合があります。
笑った時にほうれい線がグッと深くなって頬がもこっとなる方です。
この場合は頬を盛り上がらせる筋肉の力を弱めないといけないので、治療としてはボトックス、ということになります。
この治療方法はあまり一般的ではありませんが、頬の深い部分にボトックスを打つことで筋肉の動きを制限して盛り上がりを減らす、という方法になります。
この部位にボトックスを打つ場合の注意点は以下のとおりです。
頬の深い部分にボトックスを打つ際の注意点
- 表情が豊かな人の場合はやや表情がなくなったような印象が出る可能性がある
- 頬が下がったような印象が出る可能性がある
お顔の専門医にしっかりカウンセリングを受けて量を調整しながら打ってもらいましょう。
③こめかみや頬下がコケている
錯視の一種ですが、頬の張り出しが強いと感じてらっしゃる方の中に一定数、こめかみや頬下がコケているせいで張り出しが強調されている方がいらっしゃいます。
特に年齢を重ねるとこめかみや頬は徐々にこけていく部分ですので、若い時は目立たなかったのにゴツゴツ感や張り出しが気になってきた、という方の場合はこれに当てはまることも多いです。
こめかみや頬下がコケているせいで張り出しが強調されている場合の対策の治療法としては注入系の治療が挙げられます。
具体的にはヒアルロン酸や脂肪注入といったもののになります。
注入治療により、コケ感が減ると自然と頬骨のゴツゴツした感じが解消され突出感が減ってきます。
特にこめかみへの注入は引き上がり効果やお顔の重心を上げる効果も期待できるためおすすめの施術となります。
注意点は注入系のみで治療をしようとすると、逆にお顔が大きく見えたり余白感が増したりする可能性があるということです。
オーバーフィルドシンドローム(入れ過ぎ症候群)という言葉もあるくらいですので、バランスを見ながら他の治療と組み合わせて行っていくようにしましょう。
④頬骨の張り出しが強い
純粋に頬骨が横や前に張り出している場合は、もちろん骨の治療が一番効果的です。
CTをとっていただくと、どれだけ骨が悪さをしているのか、脂肪との関係はどうかがはっきりしますので治療方針が立てやすくなります。
骨自体が大きく出っ張っている方の場合は他の方法ではなかなか改善が得られないことが多いです。
やはり土台からしっかり変えていくことが大事で、術後により大きな変化を感じることができるのは骨を扱う治療ということができます。
頬骨単独での骨切りの場合はダウンタイムもそこまで長くないことや呼吸に関係する大きな合併症がないことから比較的おすすめしやすい施術の一つではあります。
しかし、頬骨単独での手術は面長になるリスクや、お顔の重心が下がるリスクなどがありますので、あくまでもお顔のバランスを見て適応を決める必要があります。
頬骨の張り出しが大きい方は下顎を含めて角がゴツゴツしている方が多いため、その他の輪郭の手術の適応はないのか検討する必要があるでしょう。
また、ひとくちに頬骨骨切りといってもさまざまな方法があり、実際にはただ表面を削っているだけで変化量が少ないなどといったこともあります。
手術を受けられる際はどのような骨切りを行うのか具体的に聞いてから受けられることをおすすめします。
術後の注意点としては、骨が減ったことで頬が弛む可能性があるということですが、リゾナスフェイスクリニック東京では頬のたるみが起こりにくい術式と処置を行いますのでご安心ください。
【まとめ】骨切り手術前に気をつけるべきこと
- 頬骨単独での手術は面長になるリスクがある
- お顔の重心が下がるリスクがある
- 骨切りと言いながら実際はただ表面を削っているだけで変化量が少ないこともある
頬が出っ張ってしまう原因は様々なので、まずは信頼できる医師に診てもらうことをオススメします。
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頬骨骨切りがオススメな人
頬骨が気になるけど骨切りに向いているかどうかわからない
と思う方もいらっしゃると思われるので、頬骨骨切りに適応のある人の特徴をご紹介致します。
頬骨骨切りに適応のある人の特徴
- 求心顔の人
- 男顔の人
- 奥目で目を大きくする手術をすると不自然になる人
詳しく解説いたします。
特徴①求心顔の人
お顔のパーツが全体的にお顔の中心に寄っている方には輪郭の骨切りはとてもよい手術です。
目や鼻、お口の位置は基本的には個人の骨格で決まっているので、大きく位置を変えることはできません。
頬骨骨切りを含めた輪郭手術は余白を減らすことでパーツが外側に移動したように見える上に、パーツ自体の形は変えていないため、より自然にパーツの印象を変えてくれるといった特性があります。
「整形感を出したくない」「バレたくない」といった方にはおすすめの施術となります。
特徴②男顔な人
もともとの骨の角が張っていてゴツゴツしている場合は、骨自体を扱っていくのが効果が大きく自然な仕上がりになることが多いです。
もともとの骨の角が張っていてゴツゴツしている方の場合はエラが張っていることも多々ありますので、必要な場合は輪郭三点(頬骨骨切り・下顎角形成・音骸骨切り)などをご提案することもあります。
特徴③奥目で目を大きくする手術をすると不自然になる人
奥目の方の場合、目を大きくする手術、具体的には目頭切開や目尻切開・垂れ目形成などを行うと無理矢理感がでたり不自然な見た目になることが多々あります。
パーツで無理をすると修正はとても大変ですので、骨を含めた輪郭で小顔効果も出しつつ目の大きく見せていくといった選択肢を一度考えてみることをおすすめします。
お顔のバランスを見ながら適切な施術をご提案いたします。
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骨を切らずに目を大きくする方法
目を大きくするためには、
- 目というパーツ自体を大きくする
- 輪郭を小さくしていく
- 上記の両方
ということになります。
骨は大きい手術だし怖い…
という方の場合は、実際には骨以外の輪郭治療と、目を大きくするパーツの治療を併用していく、という形になる場合が多いですね。
目の手術で言えば外側に広げていくのがセオリーとなりますので、目尻切開や垂れ目形成、涙袋形成などを組み合わせて余白感を減らしていくということになります。
あとはさらにチークやハイライト、シェーディングなどメイクの工夫で頬の張り出し感をカバーしていくということになります。
骨の治療以外でも十分効果を感じることは可能です。まずはご相談ください。
リゾナスフェイスクリニック東京の頬骨骨切り
リゾナスフェイスクリニック東京ではお顔の専門医がCTを拝見した上で骨切りを含めた輪郭治療をご提案いたします。
手術は骨切り手術に習熟した執刀医・スタッフ・麻酔科医が清潔・安全な環境で執り行わせていただき、術後のアフターケアも含めてご安心いただける体制でご案内させていただいております。
特に輪郭手術ではデザイン力が問われますが、リゾナスフェイスクリニック東京ではご本人の特性に合わせつつ、しっかりと変化を感じる骨切り手術をご提案させていただいております。
世間一般に言われる頬骨削りという骨の表面を削るだけで効果を感じにくい治療などのご案内は行なっておりませんのでご安心ください。
お顔の専門医がそれぞれのお顔に合わせてテーラーメイドで施術を行います。
まとめ:骨切りをする際は初回からクリニック選びを大切に
当院リゾナスフェイスクリニック東京では経験と知識を豊富に持った専門医が患者様がご納得いただけるまで丁寧にカウンセリングを行わせていただいております。
まずは一度カウンセリングにお越しください。
また、クリニック選びについては、
初回の施術を気軽に受けて失敗し、後悔しかない…
とならないように、リスクや長期的な経過を十分理解した上で、技術力のある信頼できるクリニックで手術を受けることをおすすめします。
リゾナスフェイスクリニック東京では安心して手術をお受けいただけるよう医師がカウンセリングのお時間をしっかりお取りし、シミュレーションを用いて患者様のお顔のバランスにあった施術をご提案し、患者様とイメージを共有した状態で手術を行なっています。
骨切りをする際は、一度お顔の専門医の診察をおすすめいたします。
初回無料カウンセリングでお待ちしております!
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