この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。
過去の鼻整形で入れた軟骨が浮き出て、鼻先が四角く透けて見える状態の鼻修正症例を紹介します。軟骨が浮き出る主な原因は、元々の皮膚の薄さと、軟骨のフレームとのバランスの悪さです。皮膚を厚くする移植もありますが、軟骨の方が硬いため、原則は高さを減らす対応になります。今回は肋軟骨で支えを一から作り直し、皮膚の余裕を作ったうえで、仮に軟骨が浮いても違和感の出にくい形に整えました。術後3ヶ月の経過もあわせて解説します。
【監修】 橋口晋一郎 医師(リゾナスフェイスクリニック東京)
【執筆】 美容医療専門ライター izu
本記事は、YouTube動画の内容をもとに内容の正確性を保ちつつ編集・構成し、医師の監修のもと公開しています。

鼻整形のあと、鼻先に軟骨の形が透けて見える。
そんなお悩みを抱えていませんか?
今回は、橋口医師が担当した鼻修正の症例をご紹介します。
軟骨が浮き出て、鼻先が四角く見えていたケースです。
また、軟骨が浮き出る原因と、修正で考えるポイントも解説します。
今回の症例|軟骨が透けて四角く見えていた鼻

今回の患者様は、当院で橋口医師の手術を受けられた方です。
鼻の修正の後に、フェイスリフトも受けていただきました。
術前の状態|鼻先に白く四角い形が浮き出ていた

術前の鼻をよく見ると、一部が白っぽく見えていました。
実はこれは、中の軟骨が浮いている状態です。
さらに、四角い形もはっきり分かるほどでした。
ほかの部分にも角ばった段差が見られました。
一方で、くぼんでしまっている箇所もありました。
これは、過去に受けた鼻整形の術後の状態です。
薄い皮膚から軟骨が透けて見える理由
この患者様は、もともと皮膚が薄い方で、中の軟骨が全部浮き出て透けている状態でした。
さらに、透けている軟骨は角が取られていなかった為、四角形のまま透けてしまっていたのです。
つまり、形がそのまま浮き出て、とても不自然な印象になっていました。
横顔や斜めから見たときの違和感
特に目立っていたのは、横から見たときです。
また、斜めから見ても角ばった印象がありました。
そのため、どうしても違和感が出てしまう状態でした。
さらに、お顔の立体感も不足していました。
その結果、中顔面が少しくぼんだように見えていたのです。
以上が、術前の状態になります。
肋軟骨を使った鼻修正手術の内容

今回行ったのは、肋軟骨を使用した鼻の修正手術です。
まずは、手術で分かった中の状態から見ていきましょう。
開けてみると支えがボロボロだった
実際に開けてみると、支えはボロボロになっていました。
中の柱となる部分は、すでに溶けてしまっていたそうです。
また、横から見たときの鼻の真ん中あたりも同様でした。
軟骨が溶けてしまってくぼんでいる状態だったのです。
支えを一から作り直し、新しい軟骨で形を整える
そこで、支えを一から全部作り直しました。
加えて、尖っていた軟骨はすべて取り除いています。
そのうえで、新しく軟骨を作り直しました。
このように、きれいな形を目指して整えたのが今回の手術です。
なお、仕上がりには個人差があります。
肋軟骨を使用した鼻修正手術には、以下のようなリスクや副作用が生じる可能性があります。
・腫れ・内出血・痛み(術後一定期間続く場合があります)
・感染・縫合部の炎症
・感覚の変化・しびれ(一時的または長期的に生じる場合があります)
・傷跡・ケロイド
・左右差・仕上がりの個人差
・全身麻酔を伴う場合は、麻酔に関連したリスク
・再手術が必要となる場合があること
詳細はカウンセリング時に医師よりご説明いたします。
鼻の軟骨が浮き出てしまう原因とは

では、なぜ軟骨は浮き出てしまうのでしょうか。
橋口医師は、ここがとても難しいところだと話しています。
皮膚の厚さと軟骨フレームのバランス
原因のひとつは、もともとお持ちの皮膚が薄いことです。
もうひとつは、無理に軟骨を入れていることです。
つまり、元々の皮膚の厚さと、作っている軟骨のフレームのバランスが大切です。
このバランスが悪いときに、軟骨が浮き出てしまうのです。
皮膚が薄い方に高い鼻は作れない
だからこそ、基本となる考え方があります。
それは、皮膚が薄い方にはあまり高い鼻は作れないということです。
これが、鼻整形の基本になります。
軟骨が浮き出てしまったときの対処法

では、軟骨がすでに浮き出てしまった場合はどうすればよいのでしょうか。
ここからは、修正で考えるポイントをご紹介します。
皮膚を厚くする移植の限界
考え方のひとつは、皮膚を厚くすることです。
実際に、皮膚を厚くするための移植もあります。
たとえば、真皮脂肪移植や軟骨膜移植です。
しかし、結局は軟骨の方が硬いのです。
そのため、移植したものがまた薄くなってしまいます。
結果として、皮膚は薄いままという話になりがちです。
原則は「高さを減らす」こと
こうした理由から、原則としては高さを減らすしかないそうです。
ただし、今回の患者様のケースは事情が異なりました。
この方の場合、高さを減らすと別の問題が出てしまいます。
具体的には、なんとなくのっぺり感が出てしまうのです。
今回の症例で工夫したポイント

そこで今回は、高さを減らす以外の方法をとりました。
主なポイントは、次の2つです。
ポイント1:前に持ち上げて皮膚の余裕を作る
ひとつ目は、中顔面を前に持ち上げたことです。
これにより、皮膚の余裕を作ることを目指しました。
ポイント2:浮き出ても違和感のない形に作り直す
ふたつ目は、軟骨の形そのものの見直しです。
以前は軟骨が角ばっていたため、いかにも軟骨が出ている印象でした。
そこで、仮に軟骨が浮き出てもきれいな形になるよう作り直しています。
つまり、浮き出ても違和感が出にくい形に整えたのです。
全体のバランスを見ながらの調整が必要
幸いにも、現在は軟骨はまったく浮き出ていません。
さらに、もし少し浮いて皮膚が薄くなっても、形として違和感が出にくい状態に収めています。
ただし、こうした手術はとても大変です。
なぜなら、全体のバランスを取りながら調整しなければ、この形にはならないからです。
術後3ヶ月の経過
今回の症例は、手術から3ヶ月が経過しています。
現在は、鼻がしっかりなじんできている状態です。
なお、経過やダウンタイムには個人差があります。
軟骨の浮き出しや鼻先の形にお悩みの方へ

過去の鼻整形で軟骨を入れ、浮き出てきた方もいらっしゃるでしょう。
また、鼻先がとがっている、形がきれいに出ていないというお悩みもあるかもしれません。
そのような方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
まずは、カウンセリングで状態を確認するところから始めましょう。
\ 🌟リゾナスフェイスクリニック東京のご予約はこちらから/
よくある質問

Q1. 鼻整形のあとに軟骨が浮き出るのはなぜですか?
主な原因は、もともとお持ちの皮膚が薄いことと、無理に軟骨を入れていることです。つまり、元々の皮膚の厚さと、作っている軟骨のフレームのバランスが悪いときに起こりやすくなります。
Q2. 皮膚が薄くても高い鼻にできますか?
皮膚が薄い方には、あまり高い鼻は作れないというのが基本の考え方です。重要なのは、皮膚の厚さと軟骨のフレームのバランスです。
Q3. 軟骨が浮き出たら、皮膚を厚くする移植で解決できますか?
皮膚を厚くするための移植はあります。しかし、軟骨の方が硬いため、移植したものがまた薄くなってしまうことがあります。そのため、原則としては高さを減らす対応になります。
Q4. 高さを減らしたくない場合はどうしますか?
今回の症例では、前に持ち上げることで皮膚の余裕を作りました。さらに、仮に軟骨が浮き出てもきれいな形で違和感が出にくいよう、軟骨の形を作り直しています。適応は診察で確認します。
Q5. 修正手術ではどのような材料を使いましたか?
今回の症例では、肋軟骨を使用しました。溶けてボロボロになっていた支えを一から作り直し、とがっていた軟骨は取り除いたうえで、新しく軟骨を作り直しています。術後3ヶ月で鼻はなじんできていますが、経過には個人差があります。
リゾナスフェイスクリニック東京について

リゾナスフェイスクリニック東京は、外見だけでなく心の豊かさにも寄り添うビューティー・ウェルネス・クリニックです。
患者様一人ひとりが「自分らしく美しく、前向きに生きられること」を大切にしています。
また、美しさと豊かさの両方が共鳴するような医療を目指しています。
- 医学的根拠に基づいた安心の治療
- 顔全体のバランスを考えた”調和”の美容
- 必要のない施術はすすめない誠実な姿勢
- 流行に流されず、長期的視点の提案
- “美容の主治医”として長く寄り添う体制
美容医療は単なる外見の変化ではありません。
それは、自信や前向きな気持ちを取り戻すためのサポート手段です。
私たちは、その一歩一歩に真摯に寄り添いながら、豊かな人生への道を共に歩んでいきます。
\ 🌟リゾナスフェイスクリニック東京のご予約はこちらから/
まとめ

鼻整形後に軟骨が浮き出る背景には、皮膚の厚さと軟骨フレームのバランスがあります。
また、皮膚が薄い方には、あまり高い鼻は作れないのが基本です。
今回の症例では、肋軟骨で支えを一から作り直しました。
さらに、皮膚の余裕を作り、浮き出ても違和感が出にくい形を目指しています。
軟骨の透けや鼻先の形にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
\ 🌟リゾナスフェイスクリニック東京のご予約はこちらから/

