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UVAは春でも夏と同じ強さ!光老化と飲む日焼け止めを医師解説

UVAは夏と同じ強さ!光老化と飲む日焼け止めを医師解説

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

この記事のポイント
春の紫外線は思っているより強力です。4月のUVA量は8月とほぼ同水準。肌老化の8〜9割は光老化(紫外線による老化)が原因と考えられています。UVAは窓ガラスを通り抜け、シミだけでなくたるみ・毛穴の開きまで引き起こします。また、可視光線(ブルーライト)も老化を促進することが近年明らかになってきました。飲む日焼け止め(ヘリオケア・ソルプロ)は体内の活性酸素を抑え、たるみ予防にも効果が期待できます。UV対策の鉄則は「守る・塗る・飲む」。松浦副院長が最新の紫外線知識を徹底解説します。

【監修】 松浦 顕 副院長(リゾナスフェイスクリニック東京)
【執筆】 美容医療専門ライター izu
本記事は、YouTube動画の内容をもとに内容の正確性を保ちつつ編集・構成し、医師の監修のもと公開しています。
目次

春はすでに紫外線シーズン

春はすでに紫外線シーズン

「日焼けは夏だけ」と思っていませんか。実は、春からすでに紫外線対策が必要です。

松浦副院長によると、紫外線は目に見えません。そのため、肌寒い日でも振り注いでいます。

暑さを感じさせる熱は赤外線によるものです。紫外線とは別物であることを押さえておきましょう。

紫外線 赤外線

撮影が3月末(最高気温14°程度)だったにもかかわらず、「紫外線はもうバリバリ来ています」と松浦副院長は解説しています。

つまり、温度と紫外線の強さは連動しません。涼しいから大丈夫、とは言えないのです。

UVインデックスが示すデータ

UVインデックスが示すデータ

環境庁は「紫外線対策マニュアル」を発行しています。このマニュアルでは、札幌・那覇・つくばの3拠点でUV量を計測。時間帯と月ごとのデータが公開されています。

つくばのデータを見ると、4月の11時〜12時はオレンジゾーン(レッドゾーン一歩手前)です。

また、3月でも10時〜14時は黄色信号レベルの紫外線が振り注いでいます。

これはデータが示す事実です。松浦副院長が警告するのは、「6月・7月から対策を始めると遅い」ということ。その頃にはすでにかなりのダメージが蓄積されている可能性があります。

UVAとUVBの違いを知ろう

UVAとUVBの違いを知ろう

紫外線には主にUVAとUVBの2種類があります。どちらも肌に影響しますが、作用の仕方が異なります。

美容の鍵を握るUVA

美容の鍵を握るUVA

まず、UVBについて見てみましょう。UVBは細胞核の中にある設計図、DNAを損傷させる力が強く、健康被害のリスクが高い紫外線です。

DNAが損傷すると、皮膚がんにつながる可能性があります。2人に1人ががんになると言われる時代において、無視できないリスクです。

ただし、UVBは窓ガラスである程度カットできます。屋内での仕事が多い方は、UVBの影響を受けにくい面もあります。

一方、美容の観点で特に注意が必要なのがUVAです。UVAは窓ガラスでもカットできません。

UVAとUVBの影響

さらに、UVAはUVBより深いところまで肌に届きます。そのため、シワだけでなくたるみの原因にもなります。

UVBは強い炎症を起こしてシミを作りやすいという特徴があります。しかし、UVAによるたるみへの影響は見落とされがちです。

春のUVAは夏並み

春のUVAは夏並み

UVBの量は7〜8月にピークを迎えます。ところが、UVAの変動は異なります。

実は、4月のUVA量は8月とほぼ同じ水準というデータがあります。

つまり、日差しが和らいで見える春でも、美容に影響するUVAは真夏並みに降り注いでいます。これが「春はもう赤信号」と言われる理由です。

光老化とは何か

光老化とは何か

紫外線の影響はシミだけではありません。「光老化」という概念について、松浦副院長が詳しく解説しています。

光老化とは、紫外線(光)の影響で肌が老化していくことです。時間の経過による自然な老化とは異なるメカニズムです。

松浦副院長によると、肌老化の8〜9割は光老化である可能性が高いとされています。これは学会でも注目されている考え方です。

双子研究が示す衝撃の事実

双子研究が示す衝撃の事実

光老化の影響を示す有名な論文があります。遺伝子が全く同じ双子(61歳)の肌を比較した研究です。

日焼けを避けていた方は、シワもたるみも少なく、肌の質感も良好でした。一方、日焼けをしていた方は顔中にシワ・シミが多く、皮膚の質感が大きく低下していました。

遺伝子は同じです。違うのは生活習慣、つまり紫外線へのさらされ方だけ。この研究は、光老化の影響の大きさを如実に示しています。

光老化が引き起こす肌の変化

光老化が引き起こす肌の変化

では、光老化によって肌に何が起きるのでしょうか。

まず、皮膚に炎症が起きます。これがシミの原因です。紫外線ダメージから肌を守るため、メラニン色素が増えてシミとなります。

次に、毛細血管が拡張します。すると赤みや血管の目立ちにつながります。

さらに深刻なのが、コラーゲンへのダメージです。細胞外基質を分解する酵素の活性が高まります。その結果、コラーゲンが崩壊し、シワ・たるみ・毛穴の開きが起きやすくなります。

また、免疫の低下によってお肌のバリア機能も落ちます。傷の治りが遅くなる場合もあります。

松浦副院長が特に強調するのは、「施術で改善しようとしていることの真逆を、紫外線がやっている」ということ。日頃のケアや美容施術の効果を台無しにしてしまうリスクがあります。

可視光線・ブルーライトも肌老化の原因

可視光線・ブルーライトも肌老化の原因

最近の研究でわかってきたのが、紫外線以外の光による肌老化です。それが可視光線、特にブルーライトの影響です。

可視光線とは、私たちが目で見ることのできる光のこと。蛍光灯やパソコン画面の光も含まれます。

松浦副院長によると、「パソコンの前にいるだけで老けてしまう可能性がある」というのが近年の見解です。

ブルーライトの真実

ブルーライトの真実

ブルーライトに関しては、以前言われていたこととわかってきたことに違いが出てきています。

眼精疲労への影響については、「ブルーライトが原因」という説はほぼ否定されつつあるそうです。

ただし、就寝前のブルーライトは睡眠の質を低下させ、寝つきを悪くする可能性があります。これは確実に言えることとして示されています。寝る前のブルーライトカットは有効とされています。

また、たるみの観点では、ブルーライトが良くないという研究も出てきています。

つまり、眼精疲労よりも、肌老化・たるみ予防の面でのブルーライト対策が今後重要になってくる可能性があります。

酸化鉄配合日焼け止めとは

酸化鉄配合日焼け止めとは

問題は、ブルーライトを含む可視光線は通常の日焼け止めではカットできないことです。

そこで注目されているのが、酸化鉄配合の日焼け止めです。ここ数年で登場してきた新しいタイプです。

ただし、酸化鉄が含まれると色味が出やすいというデメリットもあります。肌のトーンに合わなかったり、塗り心地が苦手に感じる方もいます。個人差があります。

松浦副院長自身も自分の肌に合うものを検証中とのこと。使用前には肌への反応を確認しながら慎重に選ぶことをおすすめします。

飲む日焼け止めの効果と使い方

飲む日焼け止めの効果と使い方

紫外線対策として「飲む日焼け止め」が注目されています。ただし、松浦副院長がまず強調するのは、環境を整えることの大切さです。

基本の対策はサングラス・帽子・衣服の調整、そして生活環境の整備です。窓にUVフィルムを貼ることも有効です。飲む日焼け止めはあくまでもプラスアルファの対策です。

飲む日焼け止めのアプローチ

飲む日焼け止めのアプローチ

塗る日焼け止めは、肌の表面でUVをブロックします。一方、飲む日焼け止めのアプローチは異なります。

飲む日焼け止めのSPF換算は1.5〜3程度とされています。塗るタイプ(SPF20〜50)と比べると低い数値です。

しかし重要なのは、「遮断」ではなく「内側からのケア」という点です。紫外線が肌に入った後に発生する活性酸素を抑えることができます。

その結果、何もしない場合と比べてダメージを2〜3倍抑えられる可能性があります。また、たるみ予防にも効果が期待できるとされています。個人差があります。

ヘリオケアとソルプロの使い分け

ヘリオケアとソルプロの使い分け

飲む日焼け止めの代表格として、ヘリオケアとソルプロがあります。患者からも「どう使い分ければいい?」とよく聞かれるそうです。

大きな違いは持続時間です。

ソルプロは1回飲むと約1日効果が続きます。そのため、日々のベースケアに向いています。黄ぐすみ予防にも効果が期待できるとされています。

ヘリオケアはソルプロよりパワーが強く、約4時間の効果とされています。4時間おきに飲むのは現実的ではありません。

そのため、ヘリオケアはゴルフやレジャーなど、屋外活動の30分前に飲むのがおすすめです。より強化したいシーンで使うレスキュー的な位置づけです。

まとめると、日常使いはソルプロ、屋外活動時の強化にはヘリオケアという使い分けが考えられます。個人差があります。

日焼け後のスキンケア

日焼け後のスキンケア

飲む日焼け止め以外にも、取り入れたいケアがあります。松浦副院長が紹介するのは、抗酸化成分のアプローチです。

まず、ビタミンCは抗酸化作用があり、日焼けダメージのケアに役立つとされています。

また、化粧品成分のナイアシンアミドも選択肢のひとつとして注目されています。

さらに、日焼けが落ち着いた時期には、レチノール・トレチノイン・バクチオールなどの成分が、ダメージ後の「攻めのスキンケア」として有効とされています。ただし、これらは日焼けの時期には使いにくい面もあります。個人差があります。

UV対策の鉄則は「守る・塗る・飲む」

UV対策の鉄則は「守る・塗る・飲む」

3回にわたる松浦副院長の紫外線講座をまとめると、UV対策の基本は3つです。

守る:帽子・サングラス・衣服・UVフィルムで物理的にブロックする

塗る:日焼け止めを塗って肌の表面でUVをカットする(酸化鉄配合タイプも選択肢に)

飲む:ソルプロ(日常)やヘリオケア(屋外強化時)で内側からケアする

松浦副院長は「生きている限り老化は避けられない」と言います。しかし、光老化は対策次第で大きく軽減できる可能性があります。

また、何が最適かは一人ひとりの生活スタイルや肌の状態によって異なります。無理のない範囲でUV対策を取り入れることが、長期的な肌の若々しさにつながります。※個人差があります。

UVA|よくある質問

よくある質問

Q1. 春でも紫外線対策は必要ですか?

はい、必要です。環境庁のデータによると、4月のUVA量は8月とほぼ同じ水準です。また、3月でも10時〜14時は黄色信号レベルの紫外線が降り注いでいます。気温が低くても紫外線は関係なく降り注ぐため、春から対策を始めることが重要です。

Q2. UVAとUVBはどう違いますか?

UVBは細胞核のDNAを損傷させるリスクが高く、皮膚がんにつながる可能性があります。ただし、窓ガラスである程度カットできます。UVAは窓ガラスでもカットできず、肌の深部まで届きます。美容の観点ではUVAが特に重要で、シミだけでなくたるみの原因にもなります。個人差があります。

Q3. 光老化とはどういうものですか?

光老化とは、紫外線(光)による肌の老化のことです。時間経過による自然老化よりも、光老化が肌老化の大部分を占めるとも言われています。シミ・たるみ・コラーゲン減少・毛穴の開きなどを引き起こします。遺伝子が同じ双子でも、日焼けの有無によって肌の状態が大きく異なるという論文も存在します。

Q4. 飲む日焼け止めの効果はどのくらいですか?

飲む日焼け止めのSPF換算値は1.5〜3程度とされています。塗る日焼け止め(SPF20〜50)よりも低い数値です。しかし、体内で発生する活性酸素を抑えるアプローチのため、何もしない場合と比べてダメージを2〜3倍抑えられる可能性があります。たるみ予防にも効果が期待できるとされています。個人差があります。

Q5. ヘリオケアとソルプロはどう使い分けますか?

大きな違いは持続時間です。ソルプロは1回で約1日効果が続くため、日々のベースケアに向いています。黄ぐすみ予防にも効果が期待できるとされています。ヘリオケアはソルプロより効果が強力で約4時間持続します。ゴルフやレジャーなど屋外活動の30分前に飲むことで、より強化されたケアが期待できます。個人差があります。

リゾナスフェイスクリニック東京について

リゾナスフェイスクリニック東京について

リゾナスフェイスクリニック東京は、外見だけでなく心の豊かさにも寄り添うビューティー・ウェルネス・クリニックです。
患者様一人ひとりが「自分らしく美しく、前向きに生きられること」を大切にしています。
また、美しさと豊かさの両方が共鳴するような医療を目指しています。

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  • 流行に流されず、長期的視点の提案
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美容医療は単なる外見の変化ではありません。
それは、自信や前向きな気持ちを取り戻すためのサポート手段です。
私たちは、その一歩一歩に真摯に寄り添いながら、豊かな人生への道を共に歩んでいきます。

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この記事の動画はこちら(前編:紫外線の基礎とUVA/UVB)

この記事の動画はこちら(中編:光老化と可視光線)

この記事の動画はこちら(後編:飲む日焼け止め)

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この記事を書いた人

こんにちは!
この記事は、リゾナスフェイスクリニック東京の医師による動画をもとに、監修のうえで構成・公開しています。

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